伝説の家政婦・タサン志麻さんが作る「ポークソテー粒マスタードソース」
NHK『きょうの料理』でご紹介されたポークソテー。タサン志麻さんが考案したレシピというだけで期待が高まります。
なんだか難しそうと思っていた粒マスタードソースが驚くほど簡単にできたので、ぜひみなさんも試してみてください。
材料
・豚ロース肉 (厚さ3cm)…2枚(400g)
【A】
・水…大さじ3
・白ワイン…大さじ2
・砂糖…小さじ1/2
・粒マスタード…大さじ1
・塩…小さじ1/2~2/3
・こしょう……適量
・サラダ油…大さじ1
作り方
①豚ロースに塩こしょうを振る
塩こしょうをしっかりと振ってあげると、下味がしっかりと付きます。お好みの分量で問題ありませんが、濃いめの味付けが好きな方は、多めに振るのがオススメです。
②豚ロースの両面を焼く
焼くときにヘラで押さえておかないと豚ロースが浮いてきてしまい、均一に火が通らなくなってしまうので、しっかりと押さえます。
最初は強火で1分~1分30秒間、その後弱火でさらに2分間、肉汁を閉じ込めるように焼きます。片面が焼き上がったら、もう片面も同様に焼き上げます。
③豚ロースを取り出し、アルミ箔に包む
ソースを作っている間に、豚ロースを5分ほど寝かせておきます。たった数分で驚くほど肉汁が出てくるので、アルミ箔は大きめだと安心です。
④マスタードソースを作る
フライパンの油を軽く拭き【A】を順に入れて中火にかけ、粒マスタードを加えて、軽く煮詰めます。
ソースは熱しすぎる必要はないので、ひと煮立ちしたらすぐに火を止めるようにしてください。肉汁をそのまま使うことでコクのあるソースに仕上がります。
⑤焼いた豚ロースをフライパンに戻す
アルミ箔に残った肉汁ごと豚ロースをフライパンに戻し、ひと煮立ちさせたら、完成です。盛り付ける際は、先に豚ロースを取り出し、あとからソースをかけるとワンランク上の仕上がりに。
粒マスタードの粒はフライパンの底に沈んでいるので、底のほうからすくうようにしてみてください。
クリスマスにもピッタリなポークソテーが完成
一口食べてみると、マスタードの甘みとお肉のコクが広がり、あとから酸味がよいアクセントでやってきます。まるで有名ファストフード店のハニーマスタードソースをよりジューシーにしたかのような味わい。
個人的にはソースをたっぷりとつけて食べるのが好みでした。
マスタードソースを初めて手作りした筆者は、どのような味に仕上がるのかとドキドキしていましたが、まろやかな仕上がりに。これなら子どもから大人まで楽しめる味です。
カットしてみると肉厚感があり、脂身部分はプリッとしていました。
今回は少し火を入れすぎてしまった感じがあったので、豚ロースの厚さに合わせて、加熱時間を調整してみるのが良さそう。
甘みと酸味が絶妙な粒マスタードソースは虜になるレベル……!
ポークソテーはどれも一緒だろうと思っていた筆者の考えがいい意味で覆されたレシピ。粒マスタードソースはビックリするくらい簡単にできるので、ほかの料理のソースにも使いたいレベルです!