プロ直伝!おうちで簡単にできる塩焼き
TBS『Nスタ』で解説されていた、フライパンで作る「サンマの塩焼き」に挑戦します。
この方法を教えてくれたのは、TBS『マツコの知らない世界』にも出演されていた『駒八豊洲店』の小野澤雅丈さん。
年間1万8,000匹のサンマをさばいているそうです。
皮がくっついてはがれてしまうのを防止するポイントは、クッキングシートと少量の油を使うこと。
きれいに焼けるか、早速試してみましょう。
豊洲の料理人が教える「サンマの塩焼き」の作り方
材料(サンマ1本分)
・サンマ…1本
・塩…適量
・油…適量
サンマは頭の後ろが盛り上がっている個体を選ぶのがコツ。小野澤さんはクビレサンマと呼んでいて、脂がのっているそうです。
今回はサンマ2本分を調理しました。
写真ではわかりにくいですが、頭の後ろに少し膨らみがあるものを選びました。
作り方①サンマの下準備
塩をふって10分置きます。私は1匹あたり小さじ1を両面にふりかけました。
塩をふると浸透圧の関係で水分と臭みが外に出て、おいしさがアップするそう。
10分後、水で洗います。塩と一緒にぬめりやウロコを洗い流すイメージで、軽くこすってやさしく洗い流しました。
もう1度、塩をふりましょう。分量の指定はありませんが、今度は手でパラパラと両面にまんべんなく振りかけました。
フライパンに入るように半分にカットします。
作り方②クッキングシートに油をひいて、サンマを焼く
フライパンにクッキングシートをしきます。
クッキングシートは火事防止のため、フライパンからはみ出さないようにカットしてくださいね。
少量の油をひいてサンマをのせたら、片面ずつ焼いていきます。
私は中火で焼きました。両面にまんべんなく焼き目が付いたら完成です。
失敗談と追加のコツ
焦げ目がつくまで7分ほどでしたが、なんと、ガッツリ皮とクッキングシートがくっついてしまいました!
理由として考えられるのが、「少量の油をひく」と説明されており、サンマとクッキングシートの接触部分全体に行き渡るほどは油を入れなかったためかもしれません。もっと油を入れたほうが良いのかな。
......ということで、もう片面を焼くときに、油を追加。
焦げ目がつくまで放置せず、何度か菜箸でひっくり返したところ、最初よりきれいに焼けました。
フライパンでふんわり仕上げの塩焼き
片面はきれいにこんがり色づいた皮が残りました。皮が部分的にはげているところは、菜箸で掴んだときに少し崩れたものです。
グリルで焼くよりも皮がしっとり。身はふんわりとジューシーで、箸を入れるとホロッとはがれます。
全体に軽くかかる程度にした塩の加減もちょうどよかったです。
部分的にしょっぱく感じるところもありますが、お好みでポン酢や大根おろし、もみじおろしを添えて食べてください。
油をしっかり使ってはりつき防止
サンマをフライパンで焼く方法をご紹介しました。
少しくっついてしまって戸惑いもありましたが、我が家にあったシートの質も影響しているかもしれません。
張り付かないように油の量を工夫すれば、次はきれいに焼けそうです。
クッキングシートをしいているおかげで片付けも簡単なので、サンマをフライパンで調理したい方は参考にしてみてください!