冷やしてから作る「フライドポテト」
今回紹介するフライドポテトは、NHK『きょうの料理』で土井善晴さんが紹介したレシピです。揚げてから、1度冷ます2度揚げ方式のレシピで、じゃがいも本来のおいしさを楽しむことができます。
実を言うと、フライドポテトを自宅で2週間に1回くらいは作って食べているくらい好きなので、どんな味になるのかめちゃくちゃ楽しみです!
土井善晴さんの「フライドポテト」の作り方
材料(2~3人分)
- じゃがいも(メークインがおすすめ)…2個
- トマトケチャップ…適量
- 粒マスタード…適量
- サラダ油…適量
- 塩…少々
作り方①じゃがいもを切って水にさらす
じゃがいもの皮をむき、拍子木形に切ります。
切ったら、たっぷりのお水で15分さらします。
作り方②冷たい油からじゃがいもに火を入れる
フライパン(直径20㎝)にサラダ油を1㎝の深さになるまで入れます。
じゃがいもの水気をよく切ってから、じゃがいもを入れ、強火にします。
作り方③じゃがいもに火が通ったら完全に冷ます
じゃがいもの周りが透き通ってきて、金串などが刺さるくらいになったら、
油からいったん取り出して、完全に冷まします。油も同様に冷ましておきましょう。
作り方④表面がカリッとするまで揚げる
じゃがいもをフライパンに戻し、強火にします。
菜箸などでかき混ぜながら、
表面がカリッとするまで揚げます。
作り方⑤紙にフライドポテトを移し、塩を振る
バットなどの上に紙をひき、フライドポテトを移し、塩を振ります。
紙をまるめ、塩とフライドポテトがよく混ざるように、振ったら完成です。
※油は強火が続くと高温になりすぎて危険な場合があります。様子を見ながら調整してください。
中がしっとり!ホクホクのおいしさ
水にさらす時間やいったんポテトを冷やす時間などがあり「はやく食わせてくれ~」と思いながら作るのがしんどかったです(笑)。
僕みたいなせっかちタイプは、待っている時間に他の料理を作るなど、工夫したほうがいいかもしれませんね。
それでは食べてみたいと思います。
「中がホクホクしておいしい!」
いつもよりも、中がしっとりしていて、おいしい気がします。外もカリッとしていて、だれが作っても失敗がない作り方かなと思います。いつもフライドポテトがべちゃっとしてしまう方にはおすすめ。
しかし、僕は調理師で作り慣れているので「普通に作ったほうが早いし、そこまで味も変わらない」と思ってしまいました。
基本僕はせっかちなので、冷やしている時に「冷えるの待っているの地獄だわ……早く食いて~」となるのもちょっと嫌でした。
今回の作り方は、失敗せず、いつものフライドポテトを+10点くらいするイメージなので、冷やす時間を待てるのかが評価の分かれ目です。
マックのポテトと比較してみた
続いて、今回のフライドポテトとマックのポテトと比較して、どんな違いがあるのかも紹介します。
まず見た目ですが、マックのポテトと比べると、しっとり感が全然違います。マックのポテトはカラッカラな感じで、今回のフライドポテトは、潤ってる感が凄い。干し柿と普通の柿みたいな(もちろんマックのポテトは大好きです)。
味はというと、もはや別の食べ物ですね。
マックのポテトは、塩と油を楽しむものって感じで、今回のフライドポテトは、じゃがいも本来のホクホクしたおいしさを楽しむみたいな。
結局、フライドポテトは何してもおいしいということがわかりました(笑)。どちらも甲乙つけがたいくらいおいしかったです。
しっとり感を重視している方におすすめの作り方
この記事では、NHK『きょうの料理』で紹介された「土井善晴さん」のフライドポテトを作って食べてみました。
しっとりしていて、じゃがいも本来の味を楽しむことができます。マックのフライドポテトを顆粒だしで作った出汁だとすると、今回のフライドポテトは、ちゃんと昆布や煮干しでとった出汁みたいなイメージ。
素材の味や良さを生かした料理って感じです。
フライドポテトにしっとり感を重視する人や「自分で作ると、なんかべちゃっとしてしまうんだよな~」と困っている方におすすめの作り方です。
クリスマスにぜひ試してみてくださいね。