火事だと思って駆けつけると…
娘が小学生になり、初めての運動会。競技はもちろん、お弁当の時間を楽しみにしていました。
お昼になり、運動場の周りや開放している教室でそれぞれ昼食をとってください、とアナウンスが流れました。しばらくすると、運動場の端のほうに人が集まり何だか騒がしい様子。何だろうと見ていると、煙が立ち上りました。
火事!? と思って駆けつけると、現場は煙に覆われており……。そして周囲に漂う香ばしいお肉のにおい。なんと、児童の家族が鉄板でお肉を焼いてBBQをしていました。教頭先生が注意しましたが、一家の主人らしき男性は「先生たちもどうですか」と開き直る始末。騒ぎになっているうちに時間が過ぎ、午後の競技時間になってしまいました。
あとから知ったのですが、近所でも有名な非常識一家で、騒音やご近所トラブルなどが絶えないご家庭だったそうです。学校からのお便りにはBBQ禁止といった文言はありませんでしたが、常識的な行動を心がけようと思いました。
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不特定多数の人が出入りする場所で火を使うのは危険ですよね。「もしも」の状況を考えて、日々行動したいですね。
著者:高田葵/30代女性・主婦。英語が話せるようになりたい2児の母。
イラスト:しおん
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています