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毎日義母とビデオ通話。さらに勝手に同居を決めて…!?マザコン夫に我慢の限界。離婚を告げたら

離婚した元夫には困ったところがありました。それは“マザコン”が度を越えていること。元夫は毎日夕飯の時間になると、義母とビデオ通話を始めます。仕事で顔を合わせる機会が少ない私たちにとって、食事は貴重な夫婦時間。そのため、「やめてほしい」と伝えたのですが、元夫は耳を傾けてくれず……。私たち夫婦が離婚に至った経緯をお話しします。

食事中に義母とビデオ通話をする夫

夫と結婚後、夫は夕飯時になると必ず義母にビデオ通話をするようになりました。その間、目の前で夕飯を食べている私のことは放置……。数回ならまだしも、毎日おこなわれると私もさすがにモヤッとし「夕食時の通話はやめてほしい」と夫にお願いしました。しかし、夫がやめてくれることはありませんでした。

 

そしてある日の食事中、いつものように義母とビデオ通話を始める夫に、ついに堪忍袋の緒が切れてしまい……。私は夫のスマホを取り、通話を切ったのです。

 

義母も私が通話を切ったことがわかったのでしょう。すぐに義母から私宛てに「どういうつもり!? 息子とのビデオ通話は、彼が大学生のころからのルーティーンなのよ! その時間を奪うつもり!?」と連絡が届きました。

 

……大学生のときから!? 私と夫は大学生のころから付き合っていましたが、夫が義母とビデオ通話をしている姿を見たことはありませんでした。すると義母は……。

 

「付き合っているころは私が譲ってあげていたのよ。でももう結婚したからあなたはずっと息子と一緒にいられるじゃない。夕飯の時間ぐらい私に譲ってくれたっていいじゃない」と言い始めました。

 

どうしたものかと考える暇もなく、義母からは「今度勝手に電話を切ったら許さないからね!」と言われて連絡を区切られてしまいました。

 

夫「ママの言うことは絶対」

夫はその日、私に電話を切られたことで不機嫌に。翌日もお互いにギスギスしたまま仕事へ向かいました。すると、夫から「まだママに謝りの連絡をいれてないのか!」とメッセージが。夫も、私が昨日したことを「ありえないこと」だと思っているよう。私の思いは夫にはまったく伝わっていませんでした。

 

「前々から思っていたけれど、なんでもかんでもお義母さんに連絡するなんておかしいよ。私たちはいい大人なんだよ?」

 

「昔からママが絶対なんだ。大人になったって変わらない。それをわかってくれないなんておかしい」

 

夫の言葉に私はがっかりしてしまいました。夫は妻である「私」よりも「母」のことが優先なのです。

 

「私のことを愛しているから結婚したわけじゃないのね」。ショックからそうメッセージを送ると、夫からはまさかの返事が……。

 

「それなりに愛しているよ。でも一番はやっぱりママだよ」と。

 

絶句してしまった私は、「あなたの気持ちは十分わかったわ」とだけ伝えたのでした。

 

いきなり同居を決めてきた

彼と結婚した意味はあるのだろうか――。私はモヤモヤした気持ちを抱えたままでした。そんな中でも、変わらず義母とのビデオ通話を続けていた夫。そんな様子を1週間ほど見守った後、仕事に出ていた夫から「今夜、ママが家にくるから」とメッセージが届きました。

 

「え、何か用事があるの?」と聞くと……なんと「今日から義母と同居する」と言うのです!

 

突然のことに、夫の言葉がうまく理解できません。なかなか脳が働かない中でしたが「そんな突然……困る」と絞り出すと、夫は「俺たちのビデオ通話をずっと嫌がっていただろう? それならいっそのこと一緒に住んじゃえばいいんだって思いついたんだ!」と口にして……。

 

夫は一方的に話し続けます。

 

「これから夜はママと寝る。そして、君の自室をママにあげるから」

 

夫の口から飛び出すのは、頭が痛くなる言葉ばかり。私は寝室を使うことが許されず、自室まで取り上げられる……!?

 

「私は一体あなたにとって何なの?」と聞くと、夫は平然と「え? ただの嫁だろ? これは決定事項だから部屋をきれいに掃除しとけよ」と言われてしまいました。

 

離婚を決意

私はもう我慢できませんでした。そしてこのとき、離婚を決意したのです。

 

「……わかった。きれいさっぱり跡形もなく掃除しておくわ」と言い、やりとりを終わりにしました。

 

この日、私は代休を取っており休日だったため、早急に荷物をまとめ、サインした離婚届を置き、「サインして提出してください」とメモを残して家を出ました。

 

家を出てしばらく経ったころ、義母が家にやってきたのでしょう。「リビングにあった離婚届、息子が帰宅したら書いてもらうわね~」と連絡が。メッセージから、私と彼の離婚を喜んでいるように感じました。私は「よろしくお願いします。離婚が成立したら自宅売却の手続きをさせていただきますので」と返信。

 

そう、実は結婚してすぐに購入した自宅は、私名義のもの。聞けば夫は就職の際も義母から職場を指定されていたらしく、夫の収入は私の3分の1ほど。収入の高いほうがローンを組んだほうが金融機関の審査も通りやすいと言われて私の名義にしたのでした。

 

それを知った義母は顔面蒼白。「は……母親思いなのはうれしいけれど、正直困っていたの。話し合いましょう」と、てのひらを返してきましたが、私の気持ちが変わることはありませんでした。

 

行き過ぎたマザコン夫の末路

義母から夫にも連絡がいったようです。夫からは「は!? 離婚!? 家を売るなんて……ちょっと待ってくれよ!」と連絡が届きました。「じゃあお義母さんとの同居は解消ってことでいい?」と聞くと……とりあえず今はやめる、とか、俺にとって一番はママだけど、私のことも一番にするっていうのはどうだ?と、意味不明な発言ばかり。

 

「これから3人で仲良くなんて絶対に嫌。家が売れたらすぐに出て行ってもらうからよろしくお願いします」。こうして私は夫との関係を終わりにしたのでした。

 

その後、夫が折れるかたちで私たちは離婚。家はすぐに買い手がつき、自宅は売却することになりました。2人には出て行ってもらいましたがどうやら義母はすでに実家を売り払っていたようで、慌ててアパートを借りて2人で暮らしているそう。それ以降のことは知る由もありません。

 

私は気持ちを新たに、今まで以上に仕事に精を出して充実した日々を送っています。

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

 

 

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