結婚して数カ月経ったころ、妻が夕食を作っていなかったり、残業を理由に帰宅しない日が増えていました。休日も急に出勤することが多く、私は何となくモヤモヤした気持ちを抱えていました。
妹からの衝撃の電話
ある日、妹から衝撃の電話が入りました。「街中で義姉ちゃんが中年男性と手をつないで歩いているのを見たよ」とのこと。妹は慌ててその様子を写真に収め、私に送ってくれました。
これにはさすがに動揺しましたが、妻を信じたくて、探偵を雇い彼女の行動を調査してもらうことにしました。
信じたくない事実が発覚
探偵の報告により、最悪の事態が明らかになりました。妻はパート先の店長と不倫関係にあったのです。相手は既婚者で、40代の男性でした。
私は妻が飲み会から深夜帰宅したとき、「不倫してるんだろ?」と聞いてみました。
すると彼女はあっけらかんと「あれ、バレちゃったぁ? パート先の店長と付き合ってるの♪ バレちゃったもんは仕方ないね。そんなに怒らないでよ~心狭ぁーい!」と言いました。
まるで反省を感じられない態度に怒るどころか呆れてしまいました。私が「離婚してくれ」と切り出すと、信じられない反応が返ってきました。
予想外の反応に唖然
「ラッキー!私、あなたに叱られて傷ついたから、慰謝料もらえるよね?」と妻は言い放ちました。私が反論しても、「不倫を認めずに、叱られたことだけを言うつもり♡ 離婚してあげるから、慰謝料払ってね」とさらに言い返してきました。
そこで、私は探偵が収集した証拠、つまり浮気相手とのツーショット写真を妻に見せました。さらに、この会話もしっかり録音していると告げると、妻は慌てだしました。
新たな人生の始まりへ
「慰謝料がもらえないなら、離婚はしない!」と無理な主張をしましたが、もちろん許す気にはなれませんでした。最終的には妻と離婚し、彼女と不倫相手から慰謝料をしっかりと受け取りました。ちなみに2人は不倫が発覚してすぐに揉め、別れたそうです。浮気相手の店長も会社をクビになったそう。自業自得ですね。
失敗してしまった結婚生活でしたが、結婚だけがすべてではありません。これからは自分の幸せのために生きていこうと前向きに考えるようになりました。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。