私には息子と娘がいます。あまり手がかからない娘と違って、息子は手がかかるタイプでした。たとえば”寝かしつけ”。娘より息子のほうが、寝かしつけに時間がかかりました。いつまで寝かしつけが続いたのか、一人で眠れるようになったきっかけなどをお伝えします。
寝つきのよさには個人差がある
第一子の息子の場合、寝かしつけるのに時間がかかりました。0歳のころ、抱っこで寝かしつけ、寝たタイミングで布団におろすと「ギャー!」と泣き出してしまうパターンが多々ありました。一日の終わりに息子の寝かしつけという仕事が待っていると思うと、気が重くてなりませんでした。
第二子の娘の場合は、抱っこをして布団に寝かせると、そのままグッスリ。寝つきのよさには個人差があると痛感しました。
添い乳以外の寝かしつけ方法を模索
寝かしつけに苦労した息子にいちばん効果があった方法は”添い乳”でした。しかし、おっぱいを卒業してからのことを考えると、別の寝かしつけの方法も見つけておいたほうがいいと思いました。
いろいろと試した結果、おんぶをして寝かしつける方法がいちばん効果を感じました。部屋中をウロウロ歩いているうちに、すんなり寝てくれました。寝たらおんぶひもと一緒に布団に寝かせ、そっとおんぶひもを外していましたよ。
いつまで寝かしつけは続く?
効果がわかってからは、おんぶで寝かしつけをする毎日。しかし、ふと「いつまで寝かしつけが必要なのか」と思いました。日に日に息子の体重も重くなり、長時間のおんぶも負担になってきます。おんぶなしで寝かせようと試みましたが、なかなか寝てくれません。
結局一人で眠れるようになったのは、2歳ごろでした。きっかけは妹が生まれたこと。環境が変化するタイミングで、一人で眠れるようになることもあると思いました。
寝かしつけに苦労した息子とそうでなかった娘。両方経験して感じたのが、一人で眠れるようになる時期などには個人差があるということです。その子によって違いがある、だからこそ人と比べない、無理に親の想いを押しつけないことを学びました。
著者:田中由惟
一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。