2024年・吉野家の「牛すき鍋膳」「牛すき丼」概要
吉野家では、2024年10月18日から季節限定商品「牛すき鍋膳」に加え、2024年の新商品「牛カレー鍋膳」や「牛すき丼」が登場しています。
新商品「牛カレー鍋膳」は、吉野家ホールディングス100%子会社が運営するカレーうどん専門店『千吉』のカレーソースに吉野家らしさを加えた一品なのだとか。カレーソースをご飯にかけてカレーライス風に味わうのもおすすめなんだそうですよ。
- 牛すき鍋膳 並盛・・・店内価格:877円(税込)、お持ち帰り価格:861円(税込)
- 牛すき鍋(単品)・・・店内価格:767円(税込)、お持ち帰り価格:753円(税込)
- 牛すき丼 並盛・・・店内価格:688円(税込)、お持ち帰り価格:676円(税込)
- 牛カレー鍋膳・・・店内価格:932円(税込)、お持ち帰り価格:915円(税込)
- 牛カレー鍋膳(単品)・・・店内価格:822円(税込)、お持ち帰り価格:807円(税込)
上記すべての商品はお持ち帰りOKなのがいいですね。今回は「牛すき丼」と「牛カレー鍋膳(単品)」をお持ち帰り実食。
吉野家「牛すき丼」実食レポ
- 商品名:牛すき丼
- 価格:店内価格:688円(税込)、お持ち帰り価格:676円(税込)
- エネルギー:662kcal
特製すきやきのたれで煮込んだ大判のすきやき肉と白菜、ねぎ、人参、絹豆腐をごはんのうえにのせています。すきやき特有の甘辛いたれの香りが鼻を通り抜けていきます。
「牛すき丼」は2023年にも登場。
▲参考:2023年版の吉野家「牛すき丼」
2023年時の感想としては「ちょっと味が薄くてパンチがないけど、上品な感じ」です。
2024年版の「牛すき丼」はどうでしょうか……。
昨年時よりも野菜の存在感がありますね。もしかして、牛肉の分量が減っているのでは?
そして、1ミリも特製すきやきのたれが染み込んでいなそうな真っ白い絹豆腐に煮込みが足りなそうな野菜……。吉野家は安定感のある商品ばかりを出しているイメージですが、牛すき丼については「なんかコレジャナイ感」がありますね。
食べてみると、白菜、ねぎ、人参……“シャキシャキしている”というよりも硬いんだけど……。煮込み時間少なめの温野菜をそのまま入れたかのよう。“野菜本来の味わいを楽しめます”みたいになっています。予想通り、特製すきやきのたれは1ミリも染み込んでいない気がします。
思わず苦い思い出である、2023年2月4日(土)放映の『ジョブチューン』で全員不合格をたたき出してしまった、イオン「野菜を味わう!7種の具材の中華旨煮丼」の野菜たちを思い出してしまいました……。
絹豆腐は、普通の絹豆腐ですね。特製すきやきのたれの染み込みが一切ない……。個人的には牛肉だけでなく具材もすきやきのたれとともに煮込まれていて、一体感のある味わいが好みですが。ネット上の口コミを調査する限り、あまりネガティブなコメントはなく。もしかしたら、私の店舗は調理工程を間違えているものだったのでしょうか。
特製すきやきのたれで煮込んだ大判のすきやき肉は、ちゃんと甘辛い味わいで美味しい仕上がりです。2024年版・吉野家「牛すき丼」、個人的には口に合いませんでしたね。でも、あまりネガティブな声が上がっていないようですので、口に合う人には合うのだとは思いますが……。うーん……。
吉野家「牛カレー鍋膳(単品)」実食レポ
- 商品名:牛カレー鍋膳(単品)
- 価格:店内価格:店内価格:822円(税込)、お持ち帰り価格:807円(税込)
- エネルギー:584kcal
カレーのスパイシー感の中に、和風だしとクリーミーさを味わえるカレースープの「牛カレー鍋膳(単品)」。2024年の新作で、カレーうどん専門店『千吉』のカレーソース監修品です。
牛肉や具材がカレースープにどっぷりとつかっていますね。スパイス系の香りに混ざって、醤油系統の香りも。和風カレーなのでしょうか。
カレースープはサラサラ気味ですが、そのままごはんと共にカレーライス風にしていただいても美味しくいただけます。クミンやガラムマサラといったスパイシーさでほんのりとした辛さはありますが、マイルドな仕上がり。おそらくは甘口カレーしか食べられない人でも食べられそうなくらい。和風だしの味わいも混ざり合って和風カレーに仕上がっていますよ。
野菜はそれなりにシャキシャキとしていますが、牛すき丼のように「固すぎるのでは……?」みたいな疑問符がつくことはなく、カレーの具材として調和していますよ。間違いなくごはんが欲しくなる一品ですので、お持ち帰り実食する場合は、自宅でもごはんを用意しておくとおすすめです。
・リアル友人におすすめできるか度
★★★☆☆
理由:パンチがあまりなくすっきりとした味わいに仕上がっている印象。「牛すき丼」については野菜と豆腐が素材の味のままな気がして一体感がなく、好みがわかれる一品に仕上がっていると思います。「牛すき丼」か「牛すき鍋膳」で迷うようであれば、しっかりと野菜が煮込まれているであろう「牛すき鍋膳」の方がおすすめ。人気の吉野家「牛すき鍋膳」シリーズを食べて、食欲の秋を楽しんでみてはいかがでしょうか。
※価格などの情報は記事公開当時のもので、変更となる場合があります。また店舗により在庫の状況も異なりますのでご了承ください。