甥と姪も泊まることになり大暴れ!私の我慢はもう限界!
義実家は車で2時間ほどかかる距離にあります。義母とはまだ数回しか会ったことがなく、慣れていません。それに加えて出産したばかりで育児が大変なときに義実家に泊まることになった私は、憂うつな気持ちでした。夫が勝手に義母と約束をしたようで、今さらキャンセルということもできず、夫と息子と一緒に義実家を訪れました。
すると、近くに住む義姉が5歳と2歳の子どもを連れて昼ごろ遊びに来ました。義姉の子どもたちは、まだ首の座っていない息子を抱っこしようとしたり、おままごとで使うおもちゃを息子の口元に持っていったりと人形のように扱おうとしたりするので、私はハラハラ。しかし、夫は特に気にも留めていないよう。義姉たちが来てから少したったころ、義姉が急に「うちの子どもたちも泊まっていい?」とひと言。義母が「いいわよ」と引き受けたため、義姉は子どもたちを置いて帰りました。ところが、義母も午後から用事があり、結局私と夫が義姉の子どもたちの面倒までも見ることに。
息子は、義姉の子どもたちが大暴れするのでずっと泣き続け、なかなかお昼寝できず、私はモヤモヤ。夫に「何で甥っ子たちだけで泊まること断ってくれなかったの? 息子はまだ小さくて危険だと思うの」と言っても、「え〜なんとかなるでしょ! 気にしすぎじゃないかな〜」と言います。その後、夕方にやっと義母が用事を終えて帰ってきても、義姉の子どもたちの面倒を見てくれる様子もなく、私はがっかりしました。
夕食後、夫が義姉の子どもたちをお風呂に入れたあと、この中で息子を寝かしつけるのは無理だと思い、夫に「私、もう限界。義姉に子どもたちを迎えに来てほしい」と訴えました。すると、夫がやっと「……そうだね」と言ってくれ、義姉に電話を掛けてくれました。「甥っ子たちはやんちゃで息子が昼寝できていないし、妻もまだ出産したばかりで疲れているから、子どもたちを迎えに来てほしい」と言います。すると、義姉も「嫁ちゃんのこと何も考えずに、いつも通りに泊まるのをお願いしてしまったの。ごめんね」と謝ってくれ、甥っ子たちは帰宅。義母にも夫から「赤ちゃんがいて大変なのに俺たちにお世話を任せないでくれ」と伝えてくれました。義母も「ごめんなさい。今日はあなたたちがいるから、お世話はお願いすればいいやって軽く考えていたの……」と謝ってくれました。
話せばわかってくれるんだと安心した私。次回からは我慢するだけではなく、私からも少しずつ意見を言っていこうと思った出来事です。
著者:井島りほ/30代・ライター。2歳の女の子と5歳の男の子を育てるママ。おしゃべりが大好きで寝るのが苦手な兄妹と、にぎやかな毎日を過ごしている。
作画:yoichigo
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年8月)