「今年やるわよね?七五三」義母の言葉に驚いたワケ
「孫の写真が楽しみなの。でね、七五三なんだけど……」
「今年やるわよね?」
そう連絡してきた義母。私はとても驚きました。なぜなら息子は今年3歳だからです。
男の子の七五三は基本的に5歳にお祝いするものという認識です。
たしかに最近は男の子も3歳のときに写真撮影をおこなうという家庭もあると聞いたことがあります。しかし私はマメな性格ではなく、またお金もかなりかかるため、夫婦で話した結果、5歳のときにお祝いをして写真撮影をする予定にしていました。
話を聞いてくれない強引な義母
そんななか、遠く離れた義母も、やはり3歳でも記念写真を撮る家庭があると聞いたのでしょう。七五三の写真撮影をするようにと言ってきたのです。義母はいつも写真共有アプリの更新をするとすぐ既読になり、私はプレッシャーを感じるほどです。七五三の写真も楽しみにしていたようで5歳のときにおこなうと言っても「なんで今年やらないの?やるでしょ?」と話を聞いてくれません。
値段が高いということを伝えても、着物を購入してくれるなどのオファーがあるわけではありません。仕方なく私たちは写真館で着物をレンタルして撮影することに。レンタルと言えど、良い着物を選べば高いですし、写真のカット数により値段はどんどん跳ね上がってしまうので、慎重に検討しました。それでもなかなかの痛い出費に……。
義母も義父も、誕生日やクリスマスのプレゼントやお年玉などを息子にくれたことはありません。けれども私たちにはこうやってお金のかかることを平気でさせたがるので、悶々としてしまいます。
その後、撮った写真をアプリで共有すると、既読後に「かわいいね」などの一言もありませんでした。おそらく満足はしてくださったと思いますが、ますます私はモヤモヤした気持ちに。写真には旅行に行けるぐらいの金額がかかりましたし、撮影時、3歳の息子は嫌がって暴れてとても疲れてしまったのも本音です。いくら義母の希望でも、今後はすべて聞くのではなく、夫から話してもらうなどして調整したいなと思いました。ただ写真自体はとても気に入っています。苦労した分、大切にしたいなと思います。
著者:高橋ゆい/30代女性/4歳の息子を育てる専業主婦。夫の帰りは遅く、ワンオペ育児に奮闘中。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年10月)