ぎょうざの皮は使わない!代わりにしいたけで
挑戦したのはBSテレ東『和田明日香とゆる宅飲み』で、料理研究家・和田明日香さんが披露した「しいたけぎょうざ」。
ぎょうざの皮を使わずに、タネをしいたけの上にのせて焼いたユニークなぎょうざです。お肉としいたけのコラボレーションが生み出す、新しい味わいに期待が膨らみます。
見た目にも可愛らしく、いつもと違う料理を楽しみたいときにもぴったり。
しいたけが苦手な子どもでも、この料理なら食べられるかもしれませんよ。
和田明日香さん「しいたけぎょうざ」の作り方
材料(2~3人分)
- しいたけ(軸をとる)…大8個
- 豚ひき肉…300g
- ニラ…3~4本(40g)
- しょうが…1片
- 玉ねぎ…1/4個
- かたくり粉…小さじ2
- しょうゆ…小さじ1
- 小麦粉…適量
- 米油…大さじ1
用意したしいたけがレシピのものよりも小さかったのか、タネが余ってしまったため、途中で3個追加しました。
しいたけの大きさに合わせて、豚ひき肉の量を調整したほうが良さそうです。
作り方①具材を切る
ニラ、しょうが、玉ねぎはみじん切りにし、ボウルに入れ、かたくり粉をまぶしてください。
作り方②ひき肉をこねる
①の具材に豚ひき肉を加えてこね、しょうゆを入れ、さらにこねましょう。
調味料を馴染ませ、旨みや水分を閉じ込めるため、粘り気が出るまでこねるのがポイントです。
作り方③しいたけにタネをのせる
しいたけはカサの表面に十字の切りこみを入れ、内側に小麦粉を振りましょう。
小麦粉がしっかり付いていないものは、焼くときにしいたけが外れやすくなるため、指で丁寧に付けるのがおすすめ。
②のタネをスプーンでしいたけにのせ、表面をなめらかにしましょう。
作り方④フライパンで焼く
フライパンに米油を熱し、③のしいたけ側を下にして焼きます。
さらにひっくり返して少し焼き、反対側に焼き目をつけましょう。
両面を焼いたら、しいたけ側を下にして水50ml(分量外)を入れ、蓋をして蒸し焼きにしましょう。様子を見ながら、火が通るまで約5分間蒸します。
竹串を刺して、肉汁の色が透明であれば火が通っている証拠なので、目安にしてくださいね。
作り方⑤盛り付ける
器に盛り、鍋に残った汁をかけたら出来上がり。お好みで酢じょうゆ(分量外)をつけていただきましょう。
今回作った際は、蒸し時間が長かったのか、汁はほとんど残っていませんでした。
【実食】しいたけとひき肉でダブルの旨みを堪能
カサ側とひき肉側を交互に盛り付ければ、見映えもよく、食卓が一気に華やかに。
一口食べると、しいたけの風味がじんわりと広がり、普段のぎょうざとは一線を画す食感に驚きました。ふっくらと、ほどよく水分を含んでいて、噛むたびに旨みが広がります。
肉厚なカサがひき肉と一体化し、満足感のある食べごたえ。香ばしさもありながら、中はしっとりジューシーで、ぎょうざというよりもハンバーグに近いかもしれません。
すりおろしではなく、みじん切りのしょうがを使ったことで、さわやかな後味。ニラのパンチはあるものの、しょうがが効いているため、重すぎないバランスです。
普通のぎょうざと同じように、酢じょうゆを付けると、どこか中華料理らしさも出てきました。
しいたけのやわらかくマイルドな風味に、酢の酸味としょうゆのキレが加わり、味に深みが増します。
しいたけそのものの甘みも引き立って、ご飯のおかずとしても、おつまみとしても優秀。
皮を使ったぎょうざよりも、なんとなくヘルシーなので、ついつい食べすぎてしまいそうです。
魅力たっぷりのしいたけレシピ
しいたけの旨みとお肉のジューシーさが相まって、満足感のある逸品でした。一風変わった、しいたけぎょうざに食卓も盛り上がること間違いなし。
今日の夕飯は、こちらでいかがでしょうか。