記事サムネイル画像

新築一軒家に義家族を呼び寄せる夫「今日から同居だ!嫌なら離婚するぞ」⇒私は独身だからと伝えた結果

まもなく、念願の新築一戸建てが建ちます。夫と2人、頑張ってローンを払わなければなりませんが、今はうれしさでいっぱい。なんですが、部屋数が多く……。掃除が大変だし、費用も抑えたいので減らそうとしたのですが、夫は断固反対。結局はいつも夫の意見が優先されるので、そのまま建てることになりました。

夫は自分の意見が通らないと、すぐに機嫌が悪くなります。挙げ句の果てに「離婚するぞ」と脅すようなことを言ってきて……。こんな夫ですが、好きなところもあるので離婚は避け、彼の言うことを聞いてきました。

 

そろそろ新居に引っ越すので、今日は息子と2人で引っ越し準備をしています。夫は、朝から実家の用事で出かけました。荷造りに時間がかかるので夫に「早く帰ってきて手伝ってほしい」と連絡したのですが、自分も親の用事で手一杯だと言います。代わりにこっちの仕事をやるかと聞かれて、思わず黙ってしまいました。

 

じつは私、義実家と折り合いが良くありません。それを知っていて、わざと聞いてくる夫。性格が悪いですよね。

 

聞いてないけど…まさかの事実が発覚!

引っ越しが直前に迫ったある日、仕事をしていると中学生の息子から連絡がありました。義母から電話があり、うちに引っ越してくると聞いたと言うのです。義両親と無職の義弟の3人と同居!? 聞いていません。

 

このとき、夫が部屋数を多くしたがった理由がわかりました。先日、夫が実家に出かけたのは引っ越し作業を手伝うためだったのでしょう。すっかりやられました。

 

息子も同居には反対です。なにせ、みんな意地悪で……。よく私の悪口を言ってくるので、息子は彼らが大嫌い。引きこもり気味の義弟は、すぐキレて壁などを殴るので、それも怖くて嫌なようです。

 

いつかは変わるかも……と勝手に期待して、夫の言いなりになっていた自分。そろそろ、けりをつけないといけないようです。同居のことは1度きちんと話し合い、それでもダメだった場合はもう我慢しないことにします。

 

義家族が引っ越してくる日。私はスッキリ♪

今日は義家族が引っ越してくる日。夫は休み、私は仕事に出かけました。息子も出かけています。私がなかなか帰らないので、夫は早く帰ってこいと催促してきました。そこで、私は帰宅を拒否。同居に不満で、まだゴネていると思っている夫は……。
「今日から俺の家族と同居だ!」
「嫌なら離婚するぞ!」

いつものように脅してきました。しかし、もうその手は使えません。
「え? 私は独身だけど……」
「は?」

 

夫の意見に従えないなら離婚する、結婚以来ずっと言われてきました。だから、離婚したんです。

 

思ってもみないことが起こり、一瞬夫はポカンとした様子。数日前に同居のことで揉めたとき、夫が自分で役所から用紙を取ってきました。自分は本気だと、そして私の目の前で署名したのです。その用紙を今日、提出しました。

 

うそだろうと言って、うろたえる夫。私は誰かさんと違って、ハッタリなんてかましませんから♪年中、離婚だ離婚だと騒がれてもう疲れたんです。あー、スッキリ♪

 

夢の新築一軒家は…その後どうなった?

家を出て2週間。新築だった家は、あっという間にゴミ屋敷に。夫も義家族も、誰ひとり掃除のできる人がいなかったのです。みんなで私の帰りを待っているようですが、彼らが求めているのは家族としての私ではなく、文句も言わずに仕事をする家政婦です。そして、ローンの支払いを手伝ってくれる稼ぎ手でしょう。このままだと、家を手放さなくてはならないかもしれないようです。

 

愛着がある家だから簡単に手放せないだろうと夫は言いますが……。人の意見を聞くふりをして、結局は自分の好きなように決めたくせに。挙げ句、義実家との同居まで勝手に進めてしまったし。最初から同居するつもりだったのでしょうね。確信犯ですよ。

 

そもそも義母は私のことを嫌って悪口を言ってきます。それを知っていても夫は私の味方にならず、それどころか義母の肩を持っていました。それなのに同居までしようとするのは、夫失格ですよね。

 

夫は息子の学費を気にしますが、いつかはこういう日が来るかもしれないと思って準備しています。だから、心配は無用。ただ、養育費はしっかりもらいます。最終的に、同居は自分の要望ではなかったと義家族のせいにする夫。そんな言い逃れをするなんて、ますます見損ないました。

 

私たちの夢の新築一軒家は、離婚から半年後、やはり売られることになったそうです。私はいま、ストレスなく暮らしており、とても幸せです。

 

◇ ◇ ◇

 

夫は妻が豹変して驚いたかもしれませんが、それは今まで妻が我慢をしていただけ。妻の気持ちを無視してきた結果、離婚することになり、一軒家を手放すことになったのはすべて自分の責任。反省して向き合ってほしいですね。

 

【取材時期:2024年9月】

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
  • \ この記事にいいね!しよう /
    シェアする

    • コメントがありません

    この記事の著者
    著者プロファイル

    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

    読者からの体験談をお届けします。

    同じ著者の連載

    新着記事が配信されたら、メールやプッシュ通知でお知らせ!
  • 気になる記事をまとめ読み

    人気連載

    新着連載

    連載完結

    もっと見る

    注目記事を探す

    人気記事ランキング

    アクセスランキング
    コメントランキング

    お得な無料キャンペーン

    エンタメの新着記事

  • PICKUP

    他のテーマの
    記事を読む