今更だけど……「甘塩って何?甘いの?」サーモンのプロに聞いてみた!
サーモンのプロ「王子サーモン」って何者?
王子サーモンは、1967年創業の歴史ある日本の企業で、北海道を拠点とするスモークサーモンのトップブランド。
そんなサーモンのプロ「王子サーモン」公式X(エックス)では、今までに知らなかった鮭の選び方や美味しい食べ方を詳しく解説してくれているんです♡
そこで今回は、王子サーモンさんに「生鮭・甘塩・辛口の違い」を聞いてみました。
スーパーで鮭を選ぶ際にパッケージにある表記ですが、正直今まで名前のイメージで選んでた......!という方も多いのではないでしょうか?
違いをしっかりと王子サーモンさんに学び、スーパーでの鮭選びをもっと充実させちゃいましょう♪
生鮭の特徴
スーパーでよく見かける「生鮭」。
冷凍されておらず生の状態なので、すぐ使いたい日の晩ごはんにぴったりですよね!
この生鮭、「生」という表記からそのまま食べられる?と勘違いされやすいのですが、"塩分を加えていないもの"のことを指しているんです。
塩味がついてない状態なので、好みの味付けで食べられるところがメリットですね♡
甘口の特徴
生鮭は塩分のないそのままの鮭でしたが「甘口・辛口」は塩気があるもののことを指します!
鮭を塩漬けにすることで保存性がアップし、水分が抜けることで旨味も凝縮される効果も。
「甘口」と書いてあると甘いのかな?と想像してしまいがちですが、一般的には塩分濃度が3%未満のものを甘塩(甘口)と呼ぶんだそうですよ。
辛口の特徴
最後に辛口ですが、甘口と比べて塩分濃度が6%以上10%未満のものが辛口と呼ばれています!
辛口の鮭は冷凍コーナーでもよく見かける種類ですよね。
ちなみに、塩分濃度が3%以上6%未満のものは中辛だそうですが、筆者はスーパーで中辛と書かれている鮭は見かけたことがありませんでした。
王子サーモン“中の人”おすすめレシピを作ってみた♡
サーモンのプロ“王子サーモン”さんから「生鮭・甘口・辛口の違い」を教えてもらったところで、それぞれの鮭に合うおすすめレシピも中の人に聞いてみました。
鮭の塩分濃度に合わせたおすすめレシピは、今後の献立作りにかなり役立ちそうです♡
生鮭おすすめレシピ「ハーブステーキ」
塩分がなく、そのままの味を楽しめる生鮭は、ポワレやアクアパッツァ・ステーキなどの洋風レシピがおすすめとのこと!
今回はおすすめの中から鮭ステーキを作ってみました♪
鮭にハーブソルトをかけてオリーブオイルを入れたフライパンでフタをして焼きます。ふっくら焼けるよう火を入れ過ぎないのが美味しさのポイントだそう!
簡単なのに見た目もお洒落で満足感が高いレシピです。
甘口鮭おすすめレシピ「炊き込みご飯」
塩分濃度がマイルドな甘口は、炊飯器でご飯と一緒に炊く炊き込みご飯がおすすめだそう!
普段、鮭を使った炊き込みご飯には醤油やみりんなどさまざまな調味料を入れているので、鮭とご飯だけの炊き込みご飯はかなりシンプルに感じます。
骨をとってほぐして食べてみると、びっくりするくらいの美味しさ!
甘口鮭のほんのりとした塩気と鮭本来の旨み、そしてご飯の甘みがベストマッチしていて、他の具材や調味料はいらないくらいです♡
辛口鮭おすすめレシピ「シンプル焼き魚」
一番塩分濃度が高い辛口は、やはりシンプルに焼き魚がおすすめとのこと!
焼き魚は朝ごはんやお弁当など、いろいろなシーンで食べられますが、焼くだけでOKの手軽さが嬉しいですよね。
鮭の脂の美味しさとしょっぱさは、白米と恐ろしいほど相性抜群♪
塩味がもともとついているので、味付けが必要ないのはかなり楽ちんです!
鮭って奥が深い〜!鮭の選び方、ぜひ参考にしてみて♡
今回は、サーモンのプロ・王子サーモンさんに鮭の種類の違いやおすすめのレシピを教えてもらいました!
恥ずかしながら筆者は甘口や辛口の違いなど、今までイメージでなんとなく購入していました(笑)。
改めて種類の違いをプロから教えてもらったので、今後はスーパーで自信たっぷりに鮭を選ぶことができそうです♡
それぞれに合った調理方法もとびきり美味しいレシピばかりなので、ぜひ献立の参考にしてみてくださいね。