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3人目妊娠中、2番目の子に怒ってばかりのママに助産師がアドバイス

ベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】の中から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は、妊娠中の上の子への対応を悩んでいるという、もうすぐ三児のママになる方からのご相談です。

男の子と妊娠中のママのイメージ

 

「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】の掲示板。その中から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は、妊娠中の上の子への対応を悩んでいるという、もうすぐ三児のママになる方からのご相談です。

 

Q. 妊娠中、自分の息子への態度に自己嫌悪しています

今、妊娠30週で、4歳と2歳の男の子がいます。4歳のほうは保育園に行っていたり、いろいろと落ち着いてきたのですが、2歳の子のことで悩んでいます。ちょうどイヤイヤ期と“なんでなんで期”の最中で、今まではそんなにイライラしたことはなかったのに、今日1日だけで何度怒鳴ったかわかりません……。

 

いつもは実母がいるのですが、今日はたまたま1日いなかったため、家にずっと2人きりでいるとイライラすると思い、買い物やドライブに出かけました。ダメと怒るとなんで? なんで? と返されて、理由を説明するも理解しているのかしていないのか、ダメと言われたことをやったりします。

 

(中略)だんだん怒ることに疲れてしまって、息子が何か言っていても無視したりしてしまいました。すると『言うこと聞くよ』とベソをかきながら寝てしまいました。その寝顔を見て、最低な母親だなと自己嫌悪に陥っています。

 

かわいくないわけではないし、今の時期の発達段階も理解しています。妊娠後期はホルモンの影響でイライラすると聞いたことがありますが、それでも今日1日の自分は最低でした……。今後もこの状況が続いてしまったら……と考えると不安です。子どもはきっとつらい思いをしていますよね。明日、怒ったことを謝って、たくさん抱っこしたり遊んだりすることで挽回できますか? 今後の対応についても、どうしたらよいでしょうか。

 

宮川めぐみ助産師からの回答

昨日は1日、とても大変でしたね。質問者さんは気持ちがいっぱいいっぱいなのでしょう。息子さんもきっと甘えたいけど甘えられない複雑な気持ちがあって、お互いに少し余裕がないのかもしれませんね。

 

2歳というのは年齢的に難しい時期ですから、質問者さんがご自身のことを責める必要はないと思いますし、息子さん自身も、仕方がないことだと理解していると思います。割り切って考えましょう。
 
怒ったこと、少し甘えてしまったことを息子さんにちゃんと謝って、たくさん大好きな気持ちを伝えて抱きしめれば、ちゃんと分かってくれると思いますよ。息子さんは基本的にお母さんが大好きで、その気持ちはちょっとやそっとのことでは揺らがないと思います。

 


※参考:ベビーカレンダー「助産師に相談」コーナー〈 https://baby-calendar.jp/talk/category/tree/10/0

 

赤ちゃんにママを取られちゃう!上の子は不安でいっぱい

妊娠中はつわりやイライラが付きものですが、そんな状態でも休めないのが子育てです。とくに、1人目が小さいうちに2人目を妊娠した場合、今まで通りにやさしく接することができないママもいるかもしれません。

 

ところが、子どもは敏感でデリケート。ママのちょっとした態度や表情、気分の浮き沈みを、敏感に察知してしまいます。そのため、「駄々をこねてママを困らせる」「いつもより甘えたがる」など、赤ちゃん返りをする子どもも。赤ちゃん返りとは、「ママの愛情を取り戻したい」という子どものSOSなのかもしれません。

 

わが子が赤ちゃん返り!そのときママはどうする?

上の子が2人目の赤ちゃんを受け入れられるかどうかは、妊娠中のケアによって大きく左右されます。赤ちゃん返りを子どものSOSと捉え、できるだけ上の子の不安を取り除いてあげましょう。

 

上の子をいっぱい抱きしめてあげると、ママの愛情をダイレクトに伝えることができます。抱き上げることが難しい場合は、片膝をついた状態でもかまいません。体調が悪くて抱っこができない日は、手を繋ぎながら一緒に添い寝するのもいいですね。ママとのスキンシップは、子どもを安心させる効果があります。

 


参考:ニュース(ママネタ)「待望の2人目妊娠!気を付けたい上の子への接し方」〈 https://baby-calendar.jp/smilenews/detail/487

 

上の子との接し方の体験談

妊娠中の体調不良などのせいでなかなか上の子にかまってあげられないとき、先輩ママたちはどんな方法で乗り越えたのでしょうか。体験談をいくつかご紹介します。

 

「2人目の妊娠が判明し、つわりの症状がピークに達したときは、体調不良であまり外出することができませんでした。そのため、2歳の娘は毎日おうちで室内遊び。それでは退屈してしまうと思い、もっと活発に室内遊びができるよう工夫することにしました。娘はすべり台が大好きだったので、部屋の中にクッションや布団を重ねて、すべり台風のお山をつくりました。低めに作れば転ぶだけでも楽しそうで、私も横になりながら見守ることができました」(あさひののかさん)

 

「長女が『赤ちゃんとママはいつも一緒でいいな……』とさみしそうに言うので、今までママひとりでやっていた家事を母娘でやることにして、一緒にいる時間を増やしました。料理はとくに好きなようで、包丁や油、旬の食材や火の扱いをマスターし、褒めるとますます上達して自信をつけました。また、2人目が臨月を迎えるころ、赤ちゃんを迎える準備のために部屋中に100個以上の風船を飾り、ウェルカムボードを作ったのも楽しい思い出です」(井川遥さん)

  • ベビーカレンダーは、妊娠や育児のお悩みを抱えたママさんの強い味方でありたいと思っています。自分だけではどうしても解決できなかったとき、不安で仕方がないときは本物の助産師や管理栄養士がリアルタイムでお悩みや質問にお答えする『助産師に相談』『管理栄養士に相談』の掲示板をぜひご活用ください!

 

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