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「えっ、私の子宮に!?」健康診断も異常なしなのに… 36歳、まさかの診断結果【体験談】

36歳のとき、思いがけず子宮筋腫(子宮の壁にできる良性のしこり)と診断されました。まったくの偶然で、自覚症状も一切なし。まさか自分が……という驚きが最初の気持ちでした。子宮筋腫といえば、激しい腹痛や生理痛、そして不妊への不安など、いろいろな情報が頭の中を駆け巡り、正直少し怖かったです。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師駒形依子 先生
産婦人科 | こまがた医院院長

東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力~女医が教える「人には聞けない不調」の治し方(KADOKAWA)』。
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始まりは盲腸?

その発端は、腹痛で内科を受診したとき。盲腸の疑いでX線検査を受けたのですが、診断は陰性。ホッとしたのもつかの間、医師から思いがけない言葉をかけられました。「子宮に気になる点があるから、落ち着いたら婦人科を受診してみて」と。盲腸の検査で、まさか子宮に何か見つかるなんて、まったく予想していませんでした。

 

言われた通り、後日婦人科を受診した私。エコー検査と触診を受け、そこで正式に子宮筋腫と診断されました。子宮筋腫といえば、生理痛が重くなったり、血の量が増えたり、うずくまるほどの腹痛がある……そういったイメージがあったので、本当に驚きました。

 

子宮筋腫との付き合い方。私の場合は…

私の場合、生理痛はほとんどなく、血の量も「少し多いかな?」と思う程度。他の人と比べる機会もないので、ナプキンで対応できているなら、きっと正常範囲内だろうと思っていました。それに、毎年受けている会社の健康診断でも、子宮筋腫を指摘されたことは一度もなかったのです。後から医師に聞いたところによると、それは子宮筋腫がまだ小さかったからとのことでした。

 

子宮筋腫は大きくなると、腹痛や生理痛などの症状が現れたり、血の量が増えることもあるそうです。日常生活に支障が出る場合は手術で摘出することもあるようですが、閉経とともに小さくなっていくケースも多いとのこと。手術はできれば避けたい… そう思っていたので、この言葉を聞いて少し安心しました。

 

 

現状維持、だけど不安も

私の場合はまだ小さかったので、経過観察することになり、年に一度の検診を受けています。検診を受けるたびに「少しずつ大きくなっていますね」と言われるのですが、今のところ自覚症状はまったくありません。子宮筋腫は女性ホルモンの減少とともに小さくなっていくそうなので、閉経までこのまま症状が出ないことを願っています。

 

不妊についても少し心配でしたが、子宮筋腫ができる場所や大きさによっては不妊の原因になることもあると説明を受けました。いずれにしても、婦人科で定期的に診てもらえているという安心感は大きいです。

 

まとめ

もしあのとき、盲腸の疑いでX線検査を受けていなかったら、子宮筋腫の存在に気付くことはなかったかもしれません。健康診断でも異常なし、自覚症状もなし。婦人科を受診するのは、なんとなくハードルが高いと感じていましたが、こうして定期的に診てもらえていることで、安心して毎日を過ごせています。子宮筋腫と共存していく日々は、少し不安もありますが、今のところは何事もなく、穏やかに過ごしています。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:大崎直子/40代女性・主婦

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年10月)

 

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