同級生が彼氏を略奪
私はアラサーの美容師。仕事にプライベートにと忙しく、充実した日々を送っていました。そんなある日、一通の封筒が自宅のポストに。それは結婚式の招待状で、しかもそこに記されていたのは、元カレと同級生の女子の名前。私が一生会いたくない2人です。
元カレは高校2年生のときから長年付き合っており、将来を誓い合うほどの仲だったのですが、2年ほど前に同じ高校だった同級生の女子に奪われてしまったのです。彼女は昔から友人の彼氏を奪うのが趣味。私の仕事が忙しくて彼と休日がなかなか合わなかった間に、2人は急接近したようでした。
当時はとてもショックを受けましたが、今となっては過去の話。私は「ご祝儀なんか包みたくもない! 絶対に行かないから」と欠席に丸をつけようとしましたが、ふと「ある仕返し」を思いつきました。そして、出席に丸をつけたのです。
ある人物を連れて結婚式へ
そして迎えた結婚式当日。私はオシャレをして式場に出向き、招待客と談笑する新郎新婦に近づきました。すると、私の姿を見て元カレはビックリ! どうやら私が招待されていることを知らなかったよう。そんな彼に私は、「出席すべきか迷ったけど、私に深~く関係してる人たちだから、お祝いしたいと思ってね~」と笑顔で告げました。
一方、彼女も私が本当に来るとは思っていなかったようで、「からかうつもりで送ったのに……あんた、どんだけ神経図太いのよ」と嫌味を言いながら苦笑い。
ここで私は、一緒に来たある人物を紹介します。実は私、すでに既婚の身。しかも夫は、私たちと同じ高校に通っていた先輩であり、来年はハリウッド映画にも出演する俳優なのです!
新婦の言動に会場全体がドン引き
突然、売れっ子俳優が現れたことで会場中が一気にザワザワ。そして、新婦の動揺は人一倍です。それもそのはず、彼女は私の夫に高校時代から何回も告白しており、芸能界デビューしてからは事務所に手紙を送りつけていたそう。
新婦は夫に駆け寄り、「私のこと、覚えていますよね?」とアピールしますが、夫は「ごめん、記憶にない」ときっぱり。それでも諦めず「見てください、このかわいい顔を!!」と言うも、夫は「覚えていない」の一点張りで、彼女はどんどん不機嫌に。
そこで私は、「彼には全然、相手にされていなかったようね」とひと言。すると彼女は、自分がいかにモテてきたのかを自慢し始め、そばにあったコップの水を私にかけたのです。
「同僚の婚約者だって、お向かいに住む夫婦の旦那だって、少し誘惑すればみんな私の虜になったんだから! あんたの男なんて、またすぐに奪ってやるわよ!」
この言動には新郎と親族、参列者もドン引き。披露宴は最悪の雰囲気で終わり、噂によると、その後2人はスピード離婚したそうです。
一方、私はこれっきり彼女とは縁を切り、愛する夫と幸せな日々を送っています!
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