やんちゃな子に娘がまさかの発言!
娘たちは高熱が出ていてぐったり。なるべく安静にさせてあげたいのですが、待合室では小学校低学年くらいの兄弟が「待てー!」「嫌だー!」と追いかけっこをしています。そばにいるママらしき女性はスマホばかり見ていて、注意する様子はありません。受付のお姉さんたちも、窓口や電話対応に忙しそうで待合室の様子に気が回らない状況のようです。「静かにしようね」と男の子たちを私は注意しましたが、「うっせー!」と言うことを聞いてくれず撃沈。具合の悪い娘たちのためを思って、私はそのママに「すみません……娘たちは熱が出ていてつらい状態なので、息子さんたちを注意してもらえませんか?」とお願いしてみることに。すると、ママは「チッ」と舌打ち。目もあわせてくれず、無視されてしまいました。
心が折れてしまい、私がそれ以上何も言えなくなっていると「病院では静かにしなさいってママに言われなかった?」と長女が走っていた男の子たちに注意したのです。熱があってしんどいはずですが、私が困っていると思って長女は動いたのでしょう。ママのほうには相変わらず無視を決め込まれていましたが、同い年くらいの女の子に注意されて気まずかったのか、男の子たちは追いかけっこをやめてくれました。帰り際に受付のお姉さんから「えらいね~!」と褒められた長女は大満足の様子で、私の気持ちも救われたのでした。
私は以前から娘たちに「病院は具合が悪い人が来る場所だから、静かにしないとダメだよ」と言い聞かせていました。その言葉が長女の心に残っていたんだと思うと、うれしい気持ちに。これからも母親として、娘たちのお手本となるような発言をしていきたいと思った出来事です。
著者:松下芽生/20代・ライター。2歳と6歳の女の子を育てるママ。子どもが寝たあとに、お菓子を食べながらゆっくりとネットショッピングをするのが至福の時間。
作画:Pappayappa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年9月)