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「子連れでTシャツって…面接なめてる?」パートの面接で門前払い!?その場を去ろうとした結果

娘を自然あふれる場所で育てたいと思った私は、田舎町へ引っ越しをすることに。ご近所さんの紹介を受けて、地元のスーパーでパートとして働くべく面接へ行ったのですが……。そこにはとんでもない面接官が待ち構えていていたのです。

 

ご近所さんはいい人ばかり!

娘を自然豊かな土地でのびのびと育て、たくさんのことを経験させてあげたいと思っていた私と夫。その教育方針を重視して、ついに田舎町へ引っ越すことに。

 

暮らしに便利な都会もいいけれど、田舎も同じくらい良い場所だと常々思っていた私。近所の人も家族のように接してくれ、新鮮な野菜を分けてくれる高齢女性とも仲良くなれました。

 

そんなある日、その高齢女性から、若者の田舎離れが進んでいるため近所のスーパーが人手不足で経営の危機にあることを知りました。

 

ちょうど仕事を探していた私。パートでいいなら働けるとつぶやくと、彼女の耳にしっかりと届いたようで、店長が知り合いだから口添えすると言ってくれたのです。

 

こうして私は、スーパーに面接に行くことになりました。

 

募集要項はチェックしたのに

このスーパーの求人案内には、「スーツじゃなくラフな格好でOK、子連れ面接も問題なし!」とありました。会社のホームページにも同じことが書いてあり、私は娘を連れて面接へ出向いたのです。

 

しかし会場内には、ビシッとしたスーツ姿の人しかおらず、子連れもいません。どうやらスーツの人は正社員採用の面接を受けに来ていたようですが、話が違います!

 

しばらくして私の順番に。3人の面接官にあいさつをし、椅子に座ると、「しかし……驚いたわ」と1人目が失笑。2人目には「子連れでTシャツって、面接なめてんの?」と言われる始末。こんなところで働くのはやめようと思った私は、椅子から立ち上がろうとしました。

 

そのとき、3人目の面接官が「ちょっと待て」と口を開きました。3人目の面接官の正体は、まさかの社長だったのです。

 

 

実は1億円稼ぐ敏腕な人材

実は私、海外の大学で経営学を学び、都内では多くの飲食店マネジメントを経験済み。店舗売上1億円を達成させた履歴がありました。社長はしっかり履歴書と職務経歴書に目を通してくれていたのです。

 

社長は「大変恐縮ですが、もしよければ、店長として働いていただけないでしょうか?」と笑顔。そして、他の面接官2人にこの場から出ていくように伝えたのです。

 

いきなりの話で驚きましたが、他の面接官たちは現在の店長と副店長。彼らはお客様を見た目や服装で判断し、横柄な態度を取ることでお店の雰囲気を悪くしていた問題スタッフだったのです。

 

私は社長の申し入れを受け、店長として働くことに。私と一緒に働くことに我慢ならなかったのか、あの2人は辞めていきました。伸び悩んでいた売り上げや客足も増え、経営状態は徐々に回復中。従業員やお客様の笑顔も増えているようでよかったです。


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見た目で人をさげすむ面接官はもってのほかですが、募集要項に書いてあったとしても、襟付きのシャツやTシャツにジャケットを羽織るなどしたほうが安心かもしれませんね。ともあれ、社長が目をかけてくれてよかったですね。

 

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

 

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