ATMだと言われ
家族のために毎日一生懸命路上で働いてきた私。妻と娘にお土産を買って帰ることもしばしば。しかし、彼女たちにとって私はただの金づるのよう……。疲れて帰宅しても無視して、「あんたはうちのATM。安月給で残高不足だけど!」という暴言を浴びせられました。
さらには「臭いから部屋から出てくるな」「風呂も最後に入れ」など、扱いはさらに乱雑に。次第に私は家に居場所がないと感じるようになり、今ではすっかり職場が憩いの場となっていました。
ついには、中学卒業を目前にした娘から、「いつも汗まみれのあんたが父親なんて私の人生最大の汚点。卒業式には来るな!」とまで。私はショックを受け、なぜここまで嫌がられるのかと頭を抱えていました。
のけ者にされる理由は
ある日の仕事終わり。ひとり作業着でラーメン屋へ向かう道中、ふと向かいの高級レストランに目をやると……。妻と娘、そして高そうなスーツを着た見知らぬ男性が、仲良く笑顔で食事をしているではありませんか!
その光景を見て、私は達観。妻からも娘からも私はATM扱いされるのみで、これ以上家族として関わっていくことはできないのだとハッキリ悟ったのです。
娘の卒業式当日。私は記入済みの離婚届を置いて家を出て、そのまま式にも行かずに姿を消したのでした……。
妻と娘の仕打ちに…
ところが翌日。怒り狂った妻が私の職場に来襲。「離婚してやるから娘の養育費として毎月30万は振り込んで!」と謎の要求をしてきました。
しかし私が応じるはずがありません。あれから調べたところ、妻はレストランの男性だけではなく、複数人と不倫していたのです。おまけに、「夫に先立たれて母娘でつらい生活を送っている」などと私を亡き者に。ウソを並べてかなりの額を貢がせていたようです。
私は離婚を成立させ、言葉の暴力と不倫による精神的苦痛の慰謝料を請求。不倫相手たちにも既婚者だとバレたため、貢いだお金の返済に迫られた妻は、娘を連れて実家に帰り、つつましい生活を余儀なくされているようです。
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家族思いで働き者の夫・父親を大切にしなかった妻娘。言葉の暴力だけでもひどいのに、不倫まで……。つらいですが、思い切って離婚してよかったのでは? これからは自分のために人生を楽しんでほしいですね。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
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