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1歳の子どもに食べさせていたものを見てギョッ!「1歳の子どものごはんだよね…?」

子育て中、ほかの家庭との価値観の違いに「ちょっと違うかも…」と戸惑ったことはありませんか? 今回は、「え、それってあり…?」と思ってしまうような、体験談を紹介します。

こんな場面に遭遇したとき、あなたならどうしますか?

この記事の監修者
監修者プロファイル

管理栄養士久野多恵

管理栄養士の資格を取得後、小児科に勤務。子育て中の親御さんの疑問や悩みが多い事に気づき、自身の学んだ栄養学を活かしたいと感じる。エビデンスに基づいた栄養指導の知識を深め、保健指導に尽力する。自身の出産・育児経験を経て、現在は、行政における乳幼児健診時の離乳食・幼児食相談、妊娠期相談を対面で行う。その他、離乳食教室や母親教室の講義を担当し、初めての子育てに不安なママさんへの疑問に向き合い、一緒に解決する機会を設けている。また、成人期・高齢期の栄養相談、講話なども行い、幅広い層への栄養知識を深める活動をする。1男1女の母であり、現在も子育てに奮闘中。
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「野菜食べな!」ママ友が差し出したものとは?

体験談まとめ

 

子どもが1歳のとき、近所のショッピングモールのフードコートでお昼ごはんを食べようとしていたところ、偶然友人とその家族に会いました。友人にもわが子と同じ1歳の子どもがいます。

 

たまたま同じテーブルで食事をすることになった私たち。ふと友人一家の食事に目をやると、ママさんは「野菜がないからこれ食べな」と言って、子どもにポテトチップスを食べさせていました。

 

その光景に衝撃を受けた私たち。 「たしかに原材料はじゃがいもなので、野菜ではあるけれど、まだ1歳の子にそれは……」と言いたい気持ちを飲み込んで、様子を見ていました。

 

結局、友人も何も気にしておらず、お子さんも問題なさそうに食べていたので何も言えないまま私たちは解散したのでした。

 

しかし、さすがにもう少し子どもの食生活を考えたほうが良いのでは? と心の中で思ってしまいます。子育ての方針はそれぞれであり、よその家のことには口出ししないのが原則だと考えていますが、あまりにも自分の考え方と違っていて、違和感を覚えずにはいられませんでした。

 

著者:豊田 裕太/2児の父。夫婦共働きで毎日慌ただしい日々を送る。子どもの寝顔を眺めることで幸せを実感している。

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。

 

◇ ◇ ◇

 

管理栄養士の久野多恵さんによると、咀嚼力がまだ弱い小さな子どもがポテトチップスを食べると、口の中や喉を傷つけたり、 喉に引っ掛かったりしてしまう危険性があるそう。

 

また、大人が食べるポテトチップスは、小さな子どもにとっては塩分や油分、添加物が多いため、消化機能に負担がかかったり癖になったりしやすい食品だと言います。たとえ少量を与えたとしても、野菜不足を改善できるものではないとのことでした。

 

外出先でしっかり野菜を摂らせるのは難しく、もしかしたらこの日だけかもしれませんが、これがもし日常ならびっくりしてしまいますね。

 

次に紹介するママ友の価値観は、少し図々しすぎたようで……。

 

「子どもを預けてもいい?」ママ友の出かけ先とは?

体験談まとめ

 

子どもが幼稚園児のとき、とてもきれいなママ友がいました。彼女は毎週ネイルや美容院へ行っているそうで、美容についてはかなり熱心でした。

 

あるとき、そのママから頼まれて子どもを預かることに……。“少しの間”と言われたので、長くても3時間くらいかなと思っていました。しかし待っても迎えにこず、午前中に預けた子どもを迎えにきたときには、夕方になっていたのです。

 

どうやら彼女は美容院に行っていたそう。しかし、美容院に半日もかかるか、私には疑問でした。

 

その疑問が明らかになったのは、数日後のこと。他のママ友から、彼女が子どもをわが家に預けたその日、友だちとランチもしていたことを聞かされました。

 

子どもを預けてリフレッシュすることは大切ですが、なんだかモヤモヤしました。

 

彼女は、幼稚園のほかのママにも子どもを預けていたよう。みんな私と同じように、迎えが遅いことや、時間の使い方を疑問視し、彼女の頼みを断るようになったのでした。

 

著者:井本桜子/ひとり息子を育てながら、在宅ワークで仕事をする主婦。ドラマ鑑賞とスタバでのお茶が息抜き。

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。

 

◇ ◇ ◇

 

お迎えの時間がわからないと、その後の予定がたてにくいので困ってしまいますね。それに、子どもから離れてリフレッシュする時間がほしいのはみんな同じです。

 

子育てにおいて人を頼ることは大切ですが、限度があります。適切な距離感で、頼り頼られる関係性を築きたいですね。

 

次の体験談は車にまつわるお話です。子どもを乗せるにはチャイルドシートが必要なのですが……。

 

0歳児のママ「チャイルドシート使ってないよ!」

体験談まとめ

 

娘が赤ちゃんのころ、近所のママ友親子とランチに行くことになりました。

 

前日の夜に「どっちの車で行く?」とママ友からメッセージが届いてびっくり。私はお店まではそれぞれの車で行くものだと思っていたのです。

 

「チャイルドシートが1個しかないから、自分の車で行って現地集合しよう」と返信すると「うちチャイルドシート使ってないよ! 抱っこするから」と返信が……!

 

私は返信を見て困惑し、「危なくない?」と返します。すると「いつも抱っこして乗せてるから大丈夫だよ〜。でもそっちは抱っこで車乗るの無理な人かぁ。わかった、各自の車で行こう」と返信が来たので、結局それぞれの車でランチに行きました。

 

改めてママ友に話を聞くと、過去に住んでいた地域では、近所のママ友たちと1台の車に乗り合わせてよく出かけていたそう。子どもは抱っこで乗せるのが当たり前だったと言います。

 

その場で「抱っこしたまま車に乗るのはダメだよ! チャイルドシートを使わなきゃ」とはっきり伝えました。ママ友はびっくりした様子でしたが「そうだよね……軽く考えてたかも」と反省してくれたようです。

 

仲良しのママ友だったので意見をするには勇気がいりました。それでも、ダメなことはダメだとその場で伝えることが大切と実感した私。ママ友付き合いは大切ですが、子どもの命には代えられません。

 

著者:大谷りほ/一男一女を育てるアラサーママ。共働きで転勤族。夫はいつも繁忙期のように帰宅が遅いため、平日はほぼワンオペ状態で仕事と育児に奔走している。家の中のBGMは娘のおしゃべりと歌声。

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。

 

◇ ◇ ◇

 

6歳未満の子どもには、道路交通法でチャイルドシートの着用が義務付けられています。座席の構造上の問題で設置できなかったり、座席数以上のチャイルドシートが必要で設置ができなかったりする場合は着用免除となることもありますが、子どもの安全のためには必須アイテムです。

 

法令で定めるやむを得ない理由があるとき以外は、必ず着用させてくださいね。

 

 

家庭によって子育ての価値観はさまざまでですが、子どもに危険が及んだり人に迷惑をかけたりするのは、好ましくありません。ママ友に意見や注意をするのは簡単ではありませんが、やんわりでも伝えることができるといいですね。

 

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