女優・石原さとみさんが驚愕した「エリンギソテー」とは……?
エリンギと言えば、きのこの中でもしっかりとした“食感“を楽しめるのが魅力。
NHK『あしたが変わるトリセツショー』では、イタリアンの巨匠、奥田政行さんの「エリンギの食感を最大限に引き出す切り方」が取り上げられました。
傘と軸で食感が異なるエリンギを、4つの方法でカット!すると、1本のエリンギで色々な歯ごたえが楽しめる、ハイパー食感のエリンギソテーに仕上がるんです♡
奥田政行さん「4種のハイパー食感エリンギのバターソテー」の作り方
材料(2人分)
- エリンギ…2本(約100g)
- バター…20g~30g
※今回は半量で作りました。
作り方①エリンギを傘と軸に切り分ける
作り方②傘と軸を4つの方法でカットする
まずは、傘の部分から。切り方を2つに分けるため、半分にカットします。
1つ目の切り方は「マッシュルーム切り」。半分にカットした傘の片方を、放射線状に厚く切りましょう。
2つ目の切り方は「アワビ切り」。残り半分の傘を、縦に5mm程度の厚さにスライスします。
次に軸の部分。軸の下の部分は「ホタテ切り」にします。軸の1/3程度を、5mmくらいの厚さに輪切りにしましょう。
残りの上部分の軸は、「メンマ切り」に。厚さ5mmを目安に、繊維に沿って縦にスライスします。
これで、切り分け完了!4種類のハイパー食感が楽しめるエリンギに変身しました♡
作り方③フライパンにバターを熱する
火加減は強火で。フライパンは気持ち大きめの、26cm以上のサイズがおすすめです。
作り方④バターが溶けきる前にエリンギをフライパンに入れる
エリンギ同士が重ならないように並べましょう。
作り方⑤きつね色になるまで焼いたらできあがり!
エリンギはできるだけ動かさずに、こんがりと焼き上げましょう。すぐにひっくり返すと焼き色がつきにくいので、動かすのは我慢です!
強火だと焦げそうだったので、私は中火にして4分ほど加熱しました。
きつね色になったら返して、こんがりと焼き上げます。皿に盛り付けたら完成です!
いろんな食感があって楽しい!
いろんな形のエリンギがあって、見た目もなんだか斬新!食感はどんな違いがあるのか、さっそく実食していきます♡
まずは「マッシュルーム切り」から。
これエリンギだっけ……?と思うくらいやわらかくて、とっても食べやすいです。
同じ傘の部分でも、「アワビ切り」は食感がまた全然違いました。
アワビの名の通り、キュッキュとした歯ごたえがしっかり!ほどよいコリコリ感も◎。
続いては軸の部分。輪切りにカットした「ホタテ切り」のエリンギは、貝柱のようなモキュモキュとした食感です!
太い輪切りにすると、ちゃんとホタテのバターソテーに近い味わいになっています。
繊維に沿ってカットした「メンマ切り」は、歯ごたえはしっかりありつつも、しゃくしゃくした食感がクセになります。
ほどよいコリコリ感もあり、食べ応えはあるけれど食べやすいです。
バターだけで炒めたシンプルなソテーですが、エリンギの切り方を変えただけで色々な食材を楽しめているような満足感がありました。
いつも同じ切り方をしている方は、ぜひ違う方法でカットして、その食感を味わってみてくださいね♪