義母が孫を勝手に連れて行った先は…
七五三当日は、カメラが趣味の夫によって素敵な写真が撮れましたし、家族みんなでわいわいと過ごすことができたので、私たち夫婦と娘は大満足。もちろん、その日の流れについては事前に義両親に伝え、了承を得ていました。
そして、七五三が済んだ数週間後、義両親から娘とお出かけをしたいと言われ、休みの日に娘を預けました。普段から娘だけを義両親に預けているので、特に心配することもなく、午前中に預けて午後に迎えに行きました。すると娘が「今日は写真撮ったよ」と言うのです。
どこに行ったのか義両親に聞くと、「七五三の写真を撮りに行ったの!」との言葉が返ってきました。私が驚いて詳細を聞くと、「地味な着物だけじゃかわいそうだから。ドレスも着せてあげたいでしょ」と言う義母。そして、「撮影代は半分出してあげるからね」と得意げに言うのです。
私は驚きながらもその場では平静を装い、「今、手持ちがないので」と娘と家に帰り、夫に相談。夫も義両親の勝手な行動に驚き、すぐに義母に連絡をし「なんで勝手なことしたんだ!」と激怒。しかし電話の向こうで義母は「娘ちゃんのためにやったのに、どうして怒られなきゃいけないの!」と譲りませんでした。
結局、義両親に押し切られ、撮影代を半分払うことに……。義両親の勝手な行動に大変驚きましたが、話し合いの末、勝手な行動はこれきりにすると約束してくれました。
私たちには何も言わずに七五三の写真を撮りに行き、半額ではありますが代金まで請求してきた義両親。それでも、娘が楽しかったならまだいいかと思いましたが、娘の感想は「いっぱい着替えて疲れた。もうやらない」とのこと。義母から見せられた写真の仕上がりはかわいかったので、それだけは救いでした。
著者:山口花/30代女性。2017年生まれの女の子と、2021年生まれの男の子のママ。夫の地元で個性的な人たちに囲まれながら育児しつつ、教育系ライターとして活動中。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年11月)