嫌々なのはわかるけど…
彼女以外のメンバーは、やるからには楽しくやろうと考えている人たちで、私たちが担当になっていたバザーの準備は滞りなく進みます。
しかし、嫌々やっていたママが話し合いの2回に1回しか出席せず、彼女が担当になっていた部門だけなかなか進みません。これではまずいと思って彼女が来られる日程に合わせて役員会を開こうということになりました。
しかしそれを彼女に持ちかけると「時給制で仕事をしているので、役員会に出てしまうと毎月の給料が減ってしまう。だから日程を変更されても役員会には毎回でられない」と言って、参加しないスタンスを貫きます。
それは他のメンバーにとっても同じこと。しかしあまりに堂々と主張するので、誰も言い返せず、結局彼女の分の仕事は「それぞれ事情がある」と言って、委員長が請け負ってくれました。
なんだか釈然としない気持ちになりましたが、委員長のやさしさに甘え、他のメンバーも少しずつサポートして役員の任期を終えたのでした。
聞いた話によると、嫌々だったママは、年に数回まわってくる朝の立哨(登校時の旗振り)も同じ理由でスキップしているそう。その当番も、同じ地区に住んでいる委員長が代わりにやっているとのことでした。
委員長の「それぞれ事情がある」という考え方ももっともですが、忙しい中で時間を捻出しているほうからすると、これでいいのか? と思ってしまいます。役員制度自体を見直すときに来ているのかもしれませんね。
著者:松倉りか/40代女性・会社員。2歳差兄妹の母。幼稚園まで専業主婦、娘の入学とともにワーママになりました
作画:さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年11月)
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