義姉の考える「お年玉の使い方」とわが家の方針
義姉は子どもたちにお年玉を渡したあと、必ず私に「お年玉は子どものおもちゃに使ってね」と言います。わが家では「お金を子ども自身が好きな物に使うのは、お金の価値を理解してから」と決めているため、お年玉は子どもたちの通帳に貯金しています。その話を数年前に義姉に伝えたことがありますが「何を言ってるの!お年玉は子どもがおもちゃを買うためにあるのよ!」と言われてしまいました。
それからというもの、義姉は会うたびに「今年のおもちゃは何を買った?」と聞いてくるのです。軽く聞き流していましたが、昨年、またおもちゃは何を買っているのか聞かれたので、わが家の方針を再度伝えました。すると義姉は「ひどい!お年玉はおもちゃに使わないとダメ!」と非難したのです。
わが家は、子どもにいただいたお年玉を親が使っているわけではなく、子どもが将来使うお金として貯金しています。また、お年玉の管理方法は夫とも相談して決めています。義姉の言葉を夫に話すと、夫から義姉へ「お年玉を貯金して、子どものために使うから心配しないで」という内容を伝えてくれました。
義姉は「今どきの人はそんな感じなのかしら」と言いつつも、私と夫が同じ考えだとを知り、自分と違う価値観があることを理解してくれたようです。それ以来、使い道を聞かれることはなくなりました。
お年玉の使い道について、私も義姉のような考え方もあるのだと勉強になりました。またお年玉をいただけることには心から感謝しています。しかし子どもの教育方針にも関連するお金の話なので、これからもわが家で決めたルールでお年玉管理をしていきたいと思っています。
著者:海原えめ/40代女性/2017年生まれの息子と2022年生まれの娘を育てるアラフォー母。2児のワンオペ育児に奮闘する毎日。サービス業で働きながら、幼児食インストラクターとしても活動している。
イラスト:きりぷち
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年12月)
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