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高級レストランで奢らせようとする義姉一家「先に食べてるわよ」「え?」義姉が顔面蒼白!そのワケは?

私は30代の専業主婦です。夫と幼稚園に通う娘と3人暮らです。しかし、近所に引っ越してきた義姉一家のことで悩んでいました。彼らは週に何回も「偶然近くで用事があったから♪」と言っては、夕飯時にアポなしで家に現れ、夕食を食べて帰るのです。

家族3人で頻繁にうちに押し寄せるため、わが家の食費は増える一方。居留守を使おうとしても、車や自転車があるかどうか確認されていて、家にいるのがバレてしまいます。

義姉一家の突然の訪問

ある日、私の父が遊びに来てくれました。父は58歳で、もうすぐ59歳の誕生日を迎えます。夕飯を共にしながら、父の60歳の還暦のときには、近所の有名レストランでお祝いしようと話をしていました。皆でパンフレットを見ながら話しており、父はその話をとても喜んでいました。

 

そんな中、また義姉一家がうちに押しかけてきました。夫が、今は私の父が来ているからと断ったのですが、義姉はまたしても図々しく家に上がり込んできたのです。父は笑って、「人数が多い方が楽しいから」と、快く義姉一家を受け入れました。

 

食卓に置かれたレストランのパンフレットを見た義姉は、「このお店行きたかったの! ちょうどよかった! 私たちも連れて行って!」と言い出しました。

 

私たちは還暦祝いで行く予定だと伝えると、義姉は義父の誕生日を確認して「私が予約しとくから、大丈夫! 全部任せて!」と言って、すぐに帰っていきました。

 

誤解が招いた誕生日

そして父の59歳の誕生日。今年はわが家で小さなパーティーを開きました。父の大好物をたくさん用意し家族でお祝いをしていると、義姉から電話がありました。

 

「ちょっと! いつになったらお店に来るのよ? 私たち先に食べているわよ!」とのこと。義姉はすっかり還暦の年を勘違いしていたようです。私は冷静に「還暦は来年ですよ? 今日は行きません」と事実を伝え、電話を切りました。


義姉一家は奢られる前提でお金を持たずにレストランに行っていたようで、そのあと夫と私に何度も電話をしてきましたがスルーしました。結局、義両親に連絡してお金を立て替えてもらったそうです。

 

その後、夫が週に何度もご飯を食べに夕飯時にアポなし訪問され困っていたことを義両親に伝えると、義両親はすっかり呆れた様子。図々しい義姉夫婦の言動を厳しく説教し、これからは義姉一家に同居を約束させました。それ以降、アポなし訪問もなくなり、わが家には再び平穏な日々が戻りました。

 

家族であっても、それぞれのプライバシーを尊重することは大切です。義姉一家とは、今後適度な距離を持とうと思ったエピソードでした。

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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