結婚後、モラハラな言動が目立ちだした夫は、家事を丸投げして夜には無理やり行為に及ぶようになります。カスミさんは夫の行為がモラハラだと認識していますが、金銭的な不安から夫と離れられずにいました。
しかし、モモナちゃんにもたくさん我慢やつらい思いをさせていたことに気づいたカスミさんは、行動を起こすことを決意します。
そんなとき、母親が交通事故に遭い、カスミさんはモモナちゃんのお迎えを夫に任せて病院へ。帰宅すると、モモナちゃんは足が血まみれの状態で泣き叫んでいました。カスミさんに問いただされた夫は、へらへらと笑いながら「自転車で足を巻き込んだかも」「無意味に泣いてるだけかと思った」と話します。
娘にけがをさせたにも関わらず責任から逃れようとする夫への怒りをこらえ、急いでモモナちゃんを連れて病院に向かいました。
大けがした娘よりも自分の空腹を危惧する夫
医師の診断によると、モモナちゃんの足は骨折していたよう。
「自分を責めないでね」
医師のやさしい言葉に、涙があふれるカスミさん。
夫に「入院することになりました」と連絡をすると、夫は娘のけがを心配することも、病院を聞いてくることもなく、「お前だけ帰ってきてなんか料理作ってよ」と、自らの空腹を満たすべく、カスミさんを自宅へ呼び戻そうとします。
その態度を心底軽蔑したカスミさんは、夫の存在自体を拒絶したくなったのでした。
夫には、モモナちゃんを心配する気持ちがかけらもないようです。
モモナちゃんの無事を祈り、必死で動いていたカスミさんからすると、本当にどうでもいい存在としか思えなくなりますよね。
いずれにせよ、モモナちゃんが回復するまでは今まで通り家事をこなせなくなるでしょう。2人が帰宅したとき、夫にサポートする気がないようであれば、実家へ助けを求めるといった行動を起こす必要があるかもしれませんね。
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