夫が幼稚園のお迎えの際にモモナちゃんをけがさせても病院へ連れて行かず、入院するモモナちゃんを置いてご飯を作りに戻ってこいと指示した夫に愛想をつかしたカスミさん。夫が仕事へ行っている間に荷物をまとめ、家を出ました。
上司に現状を打ち明けた夫は「モラハラ」という言葉を耳にします。モラハラ当事者の会で自分と同じような体験談を聞き、モラハラ改善プログラムに参加することに。
家事にも挑戦し、ひとりですべてをこなす大変さを知った夫は、カスミさんへ謝罪と復縁を迫るメッセージを送ります。しかし、その内容を聞いた会の主催者はロミオメールだと指摘。
モラハラ加害者のためのカウンセリングでは、「感謝しなかった点以外の加害ポイントは? 考えてみて」と宿題を出されます。
しかし、自分の言動のどこがいけないのかいまだに理解できない夫。納得できる答えが見つけられなくて……。
妻に生き地獄を味わわせていた夫
「言いたいことも言えずに溜め込むなんて生き地獄」
そんな夫の言葉を聞いたカウンセラーは、すでにカスミさんが生き地獄を感じていた可能性を指摘。
続いて、相手を攻撃する気持ちが見え隠れしていた発言についても言及されます。
そして最後に、カスミさんになりきって自分宛に手紙を書くようすすめられたのでした。
気に入らないことがあれば、カスミさんに最もダメージを与える言葉を浴びせ続けていた夫。もしも夫がカスミさんの立場だったなら、ものすごい勢いで反発したことでしょうが、恐怖のあまり、それができなかったカスミさんの心の痛みは計り知れません。
モラハラを受けた側の気持ちを考える過程で、カスミさんを深く傷つけていたことを自覚してほしいものです。
しろみさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。