下痢便秘→下痢に…
現在58歳の私。更年期に入り、体調がすぐれず、家で仕事をしていても疲れてしまい、午前中に1回、午後に1、2回は横になる生活を送っていたころです。便が出ない日が3日から4日続いた後におなかが緩くなり、たまっていた便が下痢になって出るということが続きました。まさにネットで見た記事に大腸がんの症状として書かれていた「便秘と下痢が交互に来る」状態になったのです。
怖くなった私は、近くの胃腸内科で大腸検査を受けることにしました。大腸検査を受ける人は思ったよりも多く、11月に申し込んだのですが、一番早くて年末とのことでした。なるべく早く検査を受けたかったため、年末を予約しました。
そのときにもらった検査キット一式がかなりの重さで、重さそのものにもびっくりしましたが、家に帰って開けてみてさらにびっくり。大腸検査は、検査そのものよりも、事前の準備がかなり大変だったのです。
下剤を2リットルも飲む!
まず検査日の数日前から検査食という決まった食事をし、錠剤を飲むようにとのことでした。そして検査日には下剤をなんと2リットルも飲み、腸の中をきれいにするのだとか。すでに検査を受けたことのある知人によると、その下剤がとても飲みにくく、大変だったとのこと。そして、冷蔵庫で冷やすと少しは飲みやすくなると聞きました。
そこで、私は前日から下剤を冷蔵庫に入れて、当日、シャンパングラスに少しずつ注ぎ、ストローで飲むことにしました。においがきついとも聞いていたので、息を止めながら少しずつ飲みました。これは大成功で、少しもつらくありませんでした。そして検査時間前に何度も排便をして腸の中をきれいにし、病院へ歩いて行きました。
検査はあっという間
病院へ行くと、その場で下剤を飲んでいる方が数名いました。下剤は病院へ来てから飲むか、家で飲んでから来るか選べたのです。私は家が近かったこともあり、家で飲むことを選びましたが、これは正解でした。病院はトイレの数が限られており、どの程度混雑しているかはわかりませんでしたが、家のトイレをゆっくり独占できるほうが私には気分的にもラクだったと思いました。
検査着に着替えると、すぐにベッドに横になり麻酔の点滴を受けました。検査室へ行き、先生に「これから始めます」と言われたことは覚えているのですがその後は眠ってしまい、気が付くと検査は終了し、控室のベッドに寝ていました。
結果は問題なく、便秘と下痢が交互に来ていたのも問題ないとのことでした。
まとめ
検査は数日前からの準備が必要で、それなりに費用もかかりましたが、結果は問題なくホッと安心できたので受けてよかったと思います。更年期に入ってからいろいろと体の不調が出てきましたが、今後もきちんと向き合って行きたいと思いました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:平田昭子/50代女性。自営業。東京生まれの東京育ち。校正の仕事が休みの日は、映画や読書を楽しむ。最近は着物にもはまっている。父の認知症をきっかけに、高齢者と病気について考えるようになった。
イラスト/sawawa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年11月)
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