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義母がクリスマスプレゼント「なぜ30年前のボロおもちゃ…?」孫にはボロで十分と言い張る理由にあ然

クリスマスが近づき、県外に住む義母から「クリスマスプレゼントを贈りたい」という提案がありました。子どもたちにプレゼントを用意してくれるなんてありがたい! と思い提案を受け入れましたが……?

 

義母の提案を受け入れて後悔

「どんなプレゼントなら、孫が喜んでくれそうか教えてくれる?」と義母から質問がありました。私たち夫婦からは絵本と洋服をプレゼントする予定だったので、義母にはおもちゃをリクエストすることに。当時3歳の長男には新発売の働く車のおもちゃ、1歳の長女には女の子たちに人気の、お世話ができるお人形セットを提案しました。すると。義母は「はいはい、なんでもOKよ」と受け入れてくれたので、送られてくるのを楽しみに待つことに。

 

やがてクリスマスまで1週間となり、義実家から宅配でクリスマスプレゼントが届きます。早速中身をたしかめると、なんとプレゼント包装もされていない、夫のお下がりらしき古びたミニカーとぬいぐるみが。ミニカーはタイヤが壊れて動かず、ぬいぐるみも年季が入ってところどころ汚れています。「あれ、話が違う……!?」と私はびっくり。添えられたメッセージを確認すると「息子が小さいときに購入したおもちゃです。提案されたおもちゃは高すぎて、今の孫たちには贅沢! 小さいころから甘やかし過ぎると、欲しい物は手に入るのが当たり前と思われてつけあがるわ。もっと厳しく育てなさい! ずっとおもちゃを保管しておいてよかったわ。提案してくれたのと似たような物があったし、孫たちにはお下がりで十分です。プレゼント包装はママにお任せしますね!」という義母の自分勝手な言い分がズラリで、私は面食らってしまいます。夫は30代後半なので、送られてきたおもちゃは少なくとも30年ほど前の物。提案したプレゼントを高いと感じたのなら、せめて相談してくれればよかったのに……とモヤモヤしました。

 

夫に相談すると「母さんが厚意で贈ってくれたんだろ。せっかくだから嫌がらずにもらえば?」と冷たい態度。プレゼントにお古の壊れて遊べないミニカーや、不衛生なぬいぐるみを送ってくる義母にもイライラしていましたが、そんなお古を子どもたちのクリスマスプレゼントにしてもいいと思っている夫にも私はイラッとしたので、「もういい」と話を切り上げます。「今後はあなたが買いたい洋服があっても、まずはお義母さんに、実家にあなたのお古がないか聞いてみるね」とつけ足しました。すると、洋服好きな夫はまずいと思ったのか、「わかったよ……」とクリスマスプレゼントを買い直してくれたのでした。


壊れたミニカーで息子がけがをしたり、汚れたぬいぐるみで娘にアレルギーなどが出てはいけないので、義母からのプレゼントは申し訳ないのですが処分させてもらいました。義母には夫から事情を説明してもらいましたが、意外にも「あら、そう?」とあっさり受け入れたそうです。


プレゼントにはお財布都合ももちろんあるので、すべて希望を叶えてあげるわけにはいきません。それでも、子どもたちにはせめて安心して遊べる安全なものをプレゼントとして贈りたいと、改めて思った出来事です。

 

 

著者:桂ゆかり/30代・ママライター。働く乗り物が大好きな4歳の男の子と、ティッシュをひらひらして遊ぶのが大好きな2歳の女の子を育てるママ。夫は夜勤のため、月〜土曜日までワンオペの日々を過ごしている。

 

作画:yoichigo

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年11月)

 

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