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「えっ、もう終わり?」祝福されない結婚式に参加。無言の不満がたまる仲間たちの本音とは【体験談】

グループの中に、長い間交際を秘密にしていたカップルがいました。趣味が同じで仲も良かったのですが、周りには一切気付かれないようにしていたのです。そんな2人が結婚することになったのですが、最初から最後までモヤモヤすることが多くて……。

 

突然の結婚報告

ある日、皆が集まっているときに突然手を挙げて「私たち、結婚します!」と報告しました。それだけ言って、すぐに帰ってしまったのです。

 

その場にいた皆は、彼らが本気で言っているのか冗談なのか、まるでわかりませんでした。しばらくしてから、どうやら本当に結婚するらしいと知ったのですが、報告の仕方に驚きの声が上がりました。「あんな唐突な発表じゃ、冗談かと思うよね」と話題になったのです。

 

参加するのは当然?

それからしばらくして、彼らが結婚式を挙げることになったと聞きました。案内状が届くのを待っていたのですが、ある日また皆が集まっているとき、突然やってきた2人は、まるで街中のビラ配りのように結婚式の案内状を配り始めました。

 

「〇日に結婚式をするので来てくださいね」とひと言だけ言い、特に詳しい説明もなく去っていきました。日付も急で、準備も大変そうだなと思いましたが、それ以上に「彼らは当然のように皆来てくれると思っているんだな」と感じました。

 

 

感謝の気持ちを伝える場に

結婚式当日まで、皆の間に少しずつ不満がたまっていきました。それでも、全員がなんとか参加しました。ですが、式が終わると、ほとんどの人がすぐに帰ってしまいました。こんなにも仲間から祝福されない結婚式は初めてでした。

 

冠婚葬祭というのは、来てもらうことが当たり前ではなく、感謝の気持ちをしっかり伝える場なのだと改めて感じました。2人が結婚を決めたこと自体はとても喜ばしいことでしたが、その感謝の気持ちが伝わらないと、どうしても周りとの温度差が生まれてしまうものなのだと思いました。

 

まとめ

今回の経験を通じて、結婚式というのは、ただ形式的におこなうものではなく、周りの人たちとの絆を再確認する大切な機会なのだと気付かされました。そして、次に誰かの結婚式に参加するときは、もっと相手の気持ちや感謝の意を感じられるような、心に残る時間を過ごせたらいいなと思います。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

著者:山田花/40代女性・会社員

イラスト/まげよ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年11月)

 

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