夫が幼稚園のお迎えの際にモモナちゃんをけがさせてしまった日、カスミさんは自分のことしか考えない夫に愛想をつかして家を出ました。
上司に相談した夫は「モラハラ」という言葉を知り、モラハラ改善プログラムに参加することにしました。
カウンセリングを受ける中で、夫はカスミさんになりきって自分宛へ手紙を書くよう促されます。交際していたころのカスミさんの笑顔と妊娠中にしてしまった自分の悪態を思い出し、自分がカスミさんの笑顔を奪っていたことに気づきました。
一方、実家で過ごしているカスミさんも、夫が結婚後にモラハラ気味になった原因を考えます……。
モラハラ夫が育った家庭環境
夫婦が対等な立場にあったカスミさんの家族。そんな家庭環境で育ったカスミさんは、初めて義実家を訪れたときに衝撃を受けました。
「初めまして、カスミちゃん。こっちへ来てちょうだい。人手が足りないから助かったわぁ~」
そう言って通された先では、有無を言わさず食事の準備を手伝わされ、訪問直後から2時間動きっぱなしに。
夫が育った家庭では、女性が家のことをすべて担うのが当たり前のよう。
今後親族になる身であったとしても、初対面でこのような扱いを受けることに衝撃を受ける人は多いのではないでしょうか。
夫婦とはいえ、もとは他人。育った環境は家庭ごとに異なります。
カスミさんは、夫の性格が亭主関白な家庭の影響を受けていることも考慮しつつ、今後どう行動するか慎重に考える必要がありそうですね。
しろみさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。