『ホンマでっか!?TV』美味しい刺身を買うのは11時!
先日放送されたフジテレビ『ホンマでっか!?TV』の「美と健康の秋の魚パワーSP」では、スーパーマーケット評論家の三浦慶太さんが出演。
全国のスーパーを取材する雑誌の編集長でもある三浦さんは「美味しい魚を買うのは11時に行くのがいい」と話していました。
一般的なスーパーでは7〜8時頃に市場の仲卸事業者から魚を搬入するそう。この時点では魚はさばかれておらず、まるごと1匹の状態です。
8〜10時頃にスタッフがそれをさばき、昼のピークに向けて11時頃に最も良いものを出すのだとか。
ただし昼にセリをして、そこから直送便で運ぶスーパーは15〜16時頃に良いものが並ぶと言っていました。スーパーによって異なる場合もあるようです。
今まで刺身の鮮度を見ることはありましたが、時間帯はノーチェックでした。
気になって、あるスーパーに10時半頃行ったところ、魚売り場には刺身はちらほらありましたが、かなり少ない状態。
11時を過ぎて再訪すると、最初に見た時よりも数多くの刺身が並んでいました。
これは驚きの発見です!
彦摩呂さんおすすめ「ぶりしゃぶ」は豆乳鍋で
同番組に出ていたタレント・彦摩呂さんは「豆乳鍋でぶりしゃぶ」を食べると美味しいと熱弁していました。さらにそれをポン酢につけると絶品なのだとか。
血合いの臭みが落とされて、ポン酢の酸味が豆乳でまろやかになるそうです。
ぶりしゃぶといえばシンプルな出汁を使うイメージですが、豆乳と合わせるとどんな味になるのでしょうか。
豆乳鍋の代名詞「ごま豆乳鍋つゆストレート」を使用し、ミツカンさんの公式レシピで、ぶりしゃぶに挑戦しました。
ミツカン公式「豆乳ぶり鍋」の作り方
材料(4人分)
- ぶり(刺身用)…300g
- 水菜…1/2袋
- 白菜…4枚
- しいたけ…4枚
- 長ねぎ…2本
- 豆腐…1/2丁
- 〆まで美味しい ごま豆乳鍋つゆストレート(鍋つゆ)…1袋
- ミツカン かおりの蔵 丸搾りゆず(味付けぽん酢)…適量
- 大根おろし…適量
今回は2人分を目安に材料を準備しました。
※「〆まで美味しい ごま豆乳鍋つゆストレート」がないときは、市販の豆乳500mlに水300mlを加えたもので代用できます。
作り方①具材の準備
水菜は4cm長さ、白菜は一口大に切り、長ねぎは斜め切り、豆腐は3cm角の短冊切りにしましょう。しいたけは軸を取りました。
ぶり(刺身用)は、しゃぶしゃぶしやすい大きさに薄く切ってください。
買った柵がかなり細身だったのですが、包丁を寝かせながら、そぐように切ると断面が大きくカットできましたよ。
作り方②野菜を入れてスタート
鍋に「ごま豆乳鍋つゆストレート」を煮立たせ、野菜(水菜、白菜、長ねぎ)を加えて煮込みましょう。
取り皿には、ポン酢に大根おろしをたっぷり加えてくださいね。
ぶりは、鍋にサッとくぐらせていただきましょう。レシピには、しいたけと豆腐を入れるタイミングが記載されていなかったため、後から入れて食べることにしました。
【実食】ぶりしゃぶは豆乳鍋に決定!
鍋からはごまの芳醇な香り。ぷりっとした弾力のあるぶりをくぐらせると、すぐさま色が変わっていきました。
生でも食べられる刺身用ぶりを加熱するなんて、なんとも贅沢。
表面にほどよく火が通り、身がふっくらと仕上がったぶりを大根おろしとポン酢をつけて、口の中へすべり込ませます。
おっ!確かにこれは美味しい!魚特有の生臭さが消えて、まろやかな豆乳のベールに包まれたようです。
濃厚なごま豆乳のコクにさっぱりとした酸味が加わり、脂の甘みがぐっと引き立ちます。
みずみずしい大根おろしの食感とほんのりとした辛味が、ぶりの脂を軽やかにし、後味を爽快に。濃厚→さっぱり→爽やかと味が変化し、まさに三重奏のような味わいです。
ごま豆乳の優しい甘さとポン酢のキレ、大根おろしの清涼感が絡み合って……普通のぶりしゃぶより好きかも!
個人的には野菜と一緒に食べるのがお気に入りでした。
シャキッとした野菜とぶりの食感のコントラストが楽しめるのはもちろん、野菜にはスープがたっぷり染みているので、ごま豆乳の風味がとことん味わえます。
この冬はぶりしゃぶで
魚を買う時間帯と豆乳鍋のぶりしゃぶを紹介しました。
冬はぶりが美味しい季節。美味しい刺身とぶりしゃぶをぜひ、楽しんでくださいね。