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「厳しすぎる…」保護者にダメ出しばかりの先輩ママにうんざりの私→最終的に彼女が迎えたのはまさかの展開だった…!

長男が小学3年生、次男が1年生のときに入団したスポーツ少年団では、運営に保護者の手伝いが必要でした。頼れる先輩ママだと思っていた人が、次第にお局様のような存在になっていき、ダメ出しの連続に私の我慢も限界を迎えました。しかし、徐々に流れが変わっていって、先輩ママは――!?

 

先輩ママが保護者会長になったら…

少年団には1人、経験が長く頼りになる先輩ママがいました。入団の翌年そのママが保護者会長となると、徐々に口うるさく注意ばかりになっていき……指導者も学校も作っていないルールがいくつも伝えられ、ダメ出しをされるようになりました。

 

度重なるダメ出しに怒り心頭の私

あるとき、試合会場で次男の補食として持たせたおにぎりの量が足りず空腹を訴えたので、私の昼食からひとつおにぎりを渡しました。すると先輩ママはわざわざ「補食は2個までです」と言いに来たのですが、あとから決まりを見返しても、コーチに聞いても、そんなルールはなかったのです。

 

またその日、私は長女を抱いていました。トイレに行きたくなりましたが長女は生後3カ月。トイレには赤ちゃんシートがなく、また多目的トイレもありません。娘を預けられるほど親しい保護者がおらず、困った私は長男の休憩時間を待つことに。

 

そして長男がロビーで休憩し始めたときに長男にお願いして、長女を見守ってもらうことにしました。すると、私の行動をしっかり見ていた先輩ママはわざわざ遠い場所から「練習や試合が終わるまでは選手に近付いてはダメです!」と言いに来ました。

 

理由を説明し、夫が不在で長女を連れてくるしか方法がなかったことも伝えたうえで、どうしたらよかったのか尋ねたところ「さぁね、どこかに寝かせておくとか?」と言われたのです。大声で反論しそうになるのを私は必死に堪えました。

 

 

先輩ママの迎えた結末

試合の日の1件があってから私は、先輩ママとは必要最低限の関わりをすることにしました。翌年、別の方が会長になってからも、保護者たちがよく考えて提案した企画や行動にもダメ出しばかりする先輩ママ。周囲の保護者たちの間でも少しずつ温度差が生まれ、先輩ママは自然と距離を置かれるようになっていきました。

 

すると、さすがの先輩ママも、次第にダメ出しをすることがなくなっていったのです。時間の流れが状況を少しずつ変えてくれたように感じています。私自身は直接反論することはできなかったけれど、正直なところ、少しスッキリして気持ちもラクになりました。

 

 

先輩ママが責任をもって細やかに仕事をしてくださったことには、感謝の気持ちもあります。ただ、管理しようとするあまり行き過ぎてしまったようにも思います。自分が役割を与えられたときには、責任をもって取り組むだけでなく、周りの意見や雰囲気も大切に、客観視できるようになりたいと思いました。

 

 

著者:佐藤あづき/40代女性/2009年、2011年、2013年生まれの男の子3人と2018年生まれの女の子の計4人の子どもの母。医療職に従事している。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年12月)

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