叔父からもらったお年玉
年始に家族で実家を訪問したとき、ちょうど叔父夫婦も実家に来ていて、みんなで食事をしていました。
そのとき、叔父が私に「長い付き合いになると思うから、今回はこれで勘弁してね」と言いながら、子どもたちにお年玉をくれたのです。1人ずつポチ袋に入れてありました。
まさか、まだ0歳の赤ちゃんにお年玉をくれるとは思ってもいなかったので驚きましたが、お礼を伝えてありがたくいただくことに。
夫の衝撃発言にあぜん!
家に帰ってきてから「お年玉、いくら入ってたの?」と夫がすぐに中身を確認すると、中身は1人3千円でした。すると、夫はなんと「なんだ。これだけ? これでうまいものでも食べるか!」と言ったのです。夫の発言に、私はあきれました。
このままでは夫の財布のお金になってしまう思い、「これは、子どもたちのためにもらったお金だから、私たちが勝手に使う権利はない!」とお年玉を夫から奪い、子どもたちの口座に入れるために、私はコンビニへ走ったのです。
その後、お年玉の使い道について夫婦で話し合い、子ども用口座に入れて貯金をすることに決めました。
子どもたちはまだ小さいし、これが欲しいという要求がまだできません。そのため、お年玉以外でも子どもたちのためにもらったお金は親が勝手に使うのではなく、将来の子どもたちのために貯金をするというルールを設け、継続しています。
著者:野中 まゆ/30代女性。2022年生まれの男女双子の母。13年保育士として勤務。出産を機に退職し、現在は保育士経験や自身の子育て体験をもとに、在宅で執筆業務をおこなっている。
イラスト:キヨ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年12月)