私たち夫婦の思い出の味!夫の手料理とは?
私たちは結婚して、子どもが生まれました。子どもが1歳になるころ育休が明け、私は仕事に復帰。家事育児と仕事の両立に、毎日クタクタでした。そんなある日、夫が「今日は久しぶりにハンバーグを作るよ! いつも大変だからママは休んでて!」と言ってくれたので、作ってもらうことにしました。
当時の思い出の味が食べられるという楽しみと、気遣ってくれるやさしい夫への感謝で私の頭はいっぱいに。幸せな気分でしばらく子どもと遊んでいると、「できたよ〜」と自慢のハンバーグが運ばれてきました。そして夫は、なんと子どもにも、私たちとまったく同じ量の同じメニューを用意してくれたのです。
なぜ、それで良いと思ったのか不思議でたまりませんでしたが、ひとまず急いで子ども用のメニューを用意すると、不満そうな表情で「なんで? 一緒のじゃダメなの?」と言われました。毎日私が子ども用のごはんを作っていること、それを食べさせていることに気が付いていなかったのです……。同じもので量が少ないだけだと思っていたと言われ、衝撃を受けました。
それからは、夫が作ってくれた料理を私が子ども用に味付けを変えたり、アレンジをしたりすることを何度か繰り返したおかげで、夫はいつしか子ども用の食事の準備もできるようになりました。二度手間ではありましたが、文句を言ったり、細かく指示をしたりせず、よかったなと思っています。これ以降は、私が何をどのようにこなしているのか、気にしてくれるようになり、洗濯や掃除などの家事も私の方法と同じようにこなしてくれています。
著者:河野 煌/30代・女性・テレフォンオペレーター。2人の子どもを育てる母。
イラスト:あま田こにー
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年12月)
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