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「15年間の不眠が改善!?」慢性的な睡眠障害が整骨院通いで変わった理由

私は長い間睡眠障害に悩んでおり、起床時の「疲れが取れて、すっきりした感覚」を病気になってから15年間も味わうことができなくなっていました。そんな私が腰痛で整骨院に通ったのをきっかけに、久しぶりに爽快な朝を迎えることができた体験談を紹介します。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師菊池大和先生
医療法人ONE きくち総合診療クリニック 理事長・院長

地域密着の総合診療かかりつけ医として、内科から整形外科、アレルギー科や心療内科など、ほぼすべての診療科目を扱っている。日本の医療体制や課題についての書籍出版もしており、地上波メディアにも出演中。
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慢性的に睡眠障害に悩んでいた

約15年前、妹が精神的な理由でこの世を去り、そのころの私は「自分にもっと何かできなかったのか」と自分を責める毎日を送っていました。

 

そのうち一夜に何度も「黒い衣装を着た妹が、私に何か言いたげに見つめる」などの悪夢を見るようになり、夜中に何度も目を覚ますように……。普通に仲の良い姉妹だったのに、私は「妹が自分を恨んでいるのではないか?」「また、夢で怒りにくるのではないか?」と感じるようになり、寝るのが怖くて入眠も徐々に悪くなっていきました。

 

初めての精神科の通院で、医師から「睡眠障害」との診断。睡眠薬を処方され、服用したことから怖い夢を見ることは減っていきました。

 

現在は怖い夢を見ることもなく、睡眠薬を飲めば寝付きも良いのですが、中途覚醒がひどく夜中に何度も目が覚めることから寝ても疲れが取れず、朝起きても頭がボーとした状態が1時間ほど続き、ベットからなかなか出れない状況が続いています。

 

腰痛で整骨院に通ったつもりが

 

睡眠障害で日々疲れが取れない中、半年ほど自宅のソファーで寝ていて立ち上がるときに腰をグキッと痛めてしまいました……。軽くは歩けるものの、早い動作や重い物を持つのは痛くてつらい状況になってしまいました。

 

なんとなく愚痴ったSNSで「腰痛には整骨院が良いよ」とフォロワーさんに教えてもらったのをきっかけに、私はネットで調べた近所の整骨院に通うことにしたのです。担当は気さくな中年男性の施術師で、腰痛がひどいときは背中や腰・足をもみほぐすのがメインの施術をおこなってくれていました。

 

先生いわく「腰が外れやすくなっている」のだとか……。半年後に整形外科で「脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう:脊柱管と呼ばれる背骨の中にある神経の通り道が狭くなり、神経が圧迫される病気)」と診断されたことから、「脊柱管狭窄症」の原因の1つと言われている「腰椎すべり症」だったのではないかと今は感じています。腰痛がましになってからは、腰痛になりやすいゆがみの改善をするために首や骨盤の矯正をしてもらうようになっていきました。

 

それまでは睡眠が良くなったという感覚はなかったのですが、ある日目が覚めると、「こんなに気分も体も爽快な朝あるんだ」というほど体がラクだったのです。先生には施術中に「施術で夜もよく寝れるようになるよ」とは言われていましたが、正直、そんなにあてにもしていなかったのでびっくりしました。

 

 

朝までぐっすり眠れて疲れが取れた

ベッドからさやわかに起きる女性

 

次に整骨院に通院のときに、「この驚きを伝えたい」と夜に一度も目を覚まさず朝までぐっすり眠れたことを先生に伝えました。

 

「そうやろ」と得意げの先生。先生の話では私の体が曲がっているので、寝るときに体が敷き布団に面している面積が少ないのだとか。大げさに言えば背骨だけが敷き布団に面していて、あとの浮いた部分の体を背骨だけで支えていたので力が入り疲れやすいようです。

 

これが、私の熟睡を妨げていた原因とのことでした。体のゆがみの矯正で、敷き布団に体が面する面積が増え、睡眠が改善されたと先生はおっしゃていました。

 

まとめ

私自身、睡眠が悪いのはストレスや心の問題だと思い込んでいたので、15年も慢性的に続いていた睡眠の悩みが整骨院で改善するとは思いもしませんでした。今も睡眠薬の使用や通院はおこなっているため病気が完全に回復したわけではありませんが、改善策の1つに体のゆがみを直すという選択肢が増えたことで心が少し軽くなりました。

 

金銭面もあり今は整骨院に通えていませんが、「本当につらくなったら助けを求められる場所」があることは、大きな心の支えになっています。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:山田 今日子/40代女性・ライター。子どもなしの主婦。12歳年上の夫の定年を来年に控え、稼ぎたい思いはあるものの病気があり企業などでは仕事ができないため、自宅でできる仕事を模索。現在では、クラウドソーシングサイトを中心にライターとして活動中。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年12月)

 

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