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「売れ残りおばさん」30歳の私をバカにし実家から追い出す母。新居に招待したら大パニックに!?

私は会社勤めをしながら実家に住んでいました。しかし、兄が上京したあとに父を事故で亡くし、母と妹の3人暮らしになってから、ストレスが溜まる毎日。というのも母は昔から、妹ばかりをひいき。おまけに2人は父の遺産を使いたい放題で……。

「売れ残りおばさん」30歳の私をバカにし実家から追い出す母。新居に招待したら大パニックに!?

 

妹を特別扱いする母

昔から美人で、近所でも「かわいい」と評判だった妹。それに比べて、私と兄は地味で目立たない存在でした。真面目で勉強ばかりしていたせいか、派手好きの母には冷たく扱われていたのです。

 

母は妹を溺愛し、芸能オーディションを次々と受けさせましたが、すべて落選。それでも母は妹に、「あなたは絶対に女優になって芸能人と結婚するの!」と鼓舞していました。

 

そんな環境のため、妹は次第に私や兄を見下すように。「あんたたちとは同じ空気を吸いたくない! 私までブサイクになったら大変!」と平気で言うようになったのです。それを笑って見ているだけの母。私たちはとても傷つきました。

 

そして私が高校生になったとき、兄が都内の有名大学に進学するため上京。母と妹は兄に「東京で芸能人との人脈を作って紹介しろ」としつこく要求しましたが、兄は母と妹との連絡を絶ち、実家に戻ることを避けるように。ただ、私や父との関係は大切にし、ときどきひそかに会いに来ていました。

 

母、妹、私の3人暮らしに

しかし、父が突然事故で亡くなってしまったのです。母と妹は父の遺産をわが物顔で使うように。母は、家事を私に押し付けては、有名人の握手会やイベントに母娘で頻繁に参加し続けました。

 

そして、私のことをいっそう見下していびるように。

 

「ちょっとあんた、風呂掃除は終わったの? まだ汚いんだけど! やる気あるわけ?」

 

「私の服はとにかく丁寧に扱いなさいよね! どれも高いんだから!」

 

毎日こんなふうにこき使われていましたが、それでも耐えていたのは、父と過ごした思い出の家をめちゃくちゃにされたくなかったからです。

 

妹が年上の起業家と電撃結婚!?

そんなある日のこと。妹が、SNSで知り合った20歳年上の起業家と電撃結婚したのです! ただ、その理由はひどいものでした。

 

「これで金づるゲット! 父さんの遺産はもうないしどうしようかと思ったけど、私の見た目にコロッとだまされてくれたわ。芸能人のイケメン彼氏ができたら、とっとと離婚しよ〜」

 

「あなたは姉や兄と違って美人で良かったわ! これからはATMがいるから、安心して芸能人彼氏を探せるわね」

 

結婚相手に告げ口をしようかと思いましたが、妹は結婚後、母を連れて義弟が建てた一軒家に引っ越しすることに。私は父との思い出があるこの家でひとり暮らしができるようになり、それならもういいかと思っていました。

 

ところが、妹が結婚してから1年ほど経ったある日、いきなり妹と母が実家に戻ってきたのです。

 

私は家を出ることに…

「私みたいな美人があんな非モテおじさんと結婚してやったっていうのに! これからは小遣いなしってどういうことよ!」

 

どうやら、さすがの義弟も妹と母の金銭感覚を注意したよう。それが気に入らなかった妹は、「捨てるフリをすればあのおじさん、泣いて謝ってくるわ」と憤慨。すると、母が信じられない発言をしました。

 

「しばらくはこの家に住むけど、いずれは家を売ってお金にするからね!」

 

私は、「ダメよ、ここはお父さんとの思い出が詰まった大事な……」と拒否しますが、母は「ここの名義は私。あんたに拒否権はない!さっさと出ていきなさい。 それにあんたもいい加減、結婚したらどうなの? もう三十路でしょ。売れ残りおばさんになっちゃうわよ」と聞く耳を持ちません。

 

ただ、母と妹には言っていませんでしたが、実は私にはA男という交際相手が。その日の夜は泣きながらA男に電話。すると彼は、「なら、俺と結婚して一緒に暮らそう。家がなくなっても思い出がなくなるわけじゃない。お父さんは君の幸せを願っているはずだよ」と言ってくれたのです!

 

というわけで、私は母と妹に「この家を出てマンションで暮らす」とだけ伝えると、2人はニヤニヤしながら、「勝手にすれば」「ご勝手にどうぞ〜」と言ってきたのでした。

 

私の結婚相手を見た2人は!?

それから、私はA男と相談しながら引っ越しと入籍の準備をしていると、「やっぱり、結婚するなら君のお母さんと妹さんにちゃんとあいさつをしよう」と彼が発言。最初は2人には無断で結婚するつもりでいましたが、A男の意見を受け入れることにしました。

 

そして引っ越し当日、私は母と妹を引っ越し先の新居に招待したのです。教えた住所にやってきた2人はポカーンとしています。なぜなら、新築の高級タワーマンションがそびえていたからです。

 

「あ、あんたがどうして高級タワマンに住んでいるの……?」

 

「なんで? お金はどうしたの?」

 

そこにA男が登場。母は「あ、あんたが男と同棲!?」とビックリし、妹は「この人って……人気イケメン俳優のA男でしょ!」と大パニック。そう、A男は今をときめく人気俳優。実は兄には芸能界で裏方として働く友人がおり、ひょんなことからA男と知り合いに。そして私たちは恋に落ちたのです。

 

私が「A男さんと結婚することになったの」と言うと、妹は「どうしてあんたなのよ!」「私のほうが美人だし、お姉ちゃんのことなんか捨てて私にしない?」と発言。そんな妹にA男は「確かにあなたの容姿は美しいが、心はお姉さんのほうがよっぽどキレイだ」と一蹴。2人は「チクショー!」と喚きながら帰って行ったのでした。

 

その後義弟に、結婚してからも芸能人と付き合うために奔走していたことがバレ、離婚を言い渡された妹。父の家も売りに出してしまっていたため、行くところがないと泣きついてきましたが、私は「無理です」と完全に拒否しました。そして、大好きな夫と一緒に幸せな新婚生活を送っています!

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

 


 

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