記事サムネイル画像

隣家の女性「あなたの息子に襲われた!慰謝料を請求する!」⇒息子は3歳だと伝えると…まさかの展開に

私は40代の夫と息子との3人暮らし。生まれ育った地元で、農業を生業にして生活しています。

私たち家族が住んでいる町は過疎化が進んでおり、都会からの移住者を歓迎しています。うちの隣の空き家にも同年代のご夫婦が引っ越してくることになりました。

どんな人がお隣に引っ越してくるのか、楽しみにしていたのですが……。奥さんの方は田舎が好きではないようで、小バカにした態度が気になりました。ですが、おしゃべり好きで人のプライベートを詮索。うちの夫の年収まで聞いてきました。

 

どうやら田舎暮らしに憧れているのは、ご主人だけのようです。奥さんも、都会の暮らしに疲れたとこぼしてはいましたが、こちらには引っ越してきたくなかったのかもしれません。

 

お隣の奥さんはわが家に興味津々。そして…

お隣の奥さんは、なぜかわが家の様子が気になるようです。家やガレージ、庭など、中をのぞき込むようにしてジロジロ見ていました。中でも、車は相当気になった様子。うちの夫は車が好きで、現在の愛車は左ハンドルの外車です。夫に似たのか、息子も大の車好きになってしまいました。

 

夫の年収を知り、広い敷地に立つわが家そして外車を見て、お隣の奥さんは「農家=相当もうかる」と早合点したようです。在宅でプログラマーをしているご主人にも、農業への転職を勧めると言っていました。

 

どんな仕事も大変ですが、農業もしかり。自然相手の仕事ですし、肉体労働も多いです。最初は苦労も多いですが、農業を始めるということであれば協力しますと話したところ、人のことをバカにしている、農業くらいできると豪語していました。

 

しかし、よくよく話を聞くと、彼女自身は農業に関わりたくないようです。日焼けはイヤ、ネイルがとれるのもダメと……。農業に興味があるわけではなく、稼げるか稼げないかで判断しているようなので不安になりました。何かと対抗心を燃やしてくるので、それにも困っています。

 

やっていることは泥棒と同じ!?注意すると…

農業を始めると言っていたお隣さんですが、上から目線で指導を仰ごうとします。「もうかるように夫を仕込んで」「任せましたよ」と言われたときには、あ然としました。農業の先輩に教えを請うというのに、そんな態度はないと思うのですが……。

 

そして問題なのは、当たり前のようにうちの果樹園に入り込み、勝手に果実をとっていくこと。問い詰めると「参考にするためにもらった」と言うのですが、勝手にとるのは泥棒です。じつは彼女、うちだけでなく、他のお宅の畑や果樹園にも入り込み、作物をとっているらしいのです。

 

私が注意をすると、奥さんは逆ギレ。「先輩風を吹かせてえらそうなのよ」「悪者に仕立てるのはやめて!」「ムカつく!!」と……。その上、「稼ぎがいいからってマウントを取らないで!」と誤解されたときにはモヤモヤしました。そんなつもりはまったくなかったので……。

 

この日はそこで話が終わったのですが、数日後、思いがけない事件が起こりました。怒り狂ってわが家にやってきたお隣の奥さんが、とんでもないことを言い出したのです。
「あなたの息子さんに襲われました」
「慰謝料を請求します」


うちの息子ではないと話すと、親バカだとののしられました。彼女は暗がりでうちの息子に羽交い締めにされ、脇道に連れ込まれたと言うのです。水鉄砲や縄跳びで攻撃されたのなら、まだわかるのですが……。

「息子は3歳ですが……?」
「え?」

信じられないという顔をされましたが、何か勘違いしているようです。

 

 

彼女を襲った犯人は誰!?事件の真相は…

どうやらお隣の奥さんは、うちでバイトをしている若い男子学生を息子と勘違いしたようです。彼女がいう事件が起こった日時には、もうバイト期間を終えて町を離れていたので犯人ではないと思います。

 

また、その日は地域の男性たちは集会所に集まってお祭りの打ち合わせをしていました。一体誰が、彼女を襲ったというのでしょうか。いえ、そもそもそんな事件など起こっていなかったのです。私に嫉妬し、私のことを良く思わない彼女が、でっち上げた話でした。

 

じつは彼女、都会にいたときも同じようなトラブルを起こしていました。それから逃れるため、移住してきたというわけなのです。お隣のご主人がすべて話してくれました。謝罪をして、引っ越していったご主人。当の本人は最後まで謝らず……。我慢の限界を超えたご主人に離婚届を突きつけられ、「離婚したくない」と泣きわめくだけ。その後、どうなったかはわかりません。

 

◇ ◇ ◇

 

お隣の奥さんの言動は許せるものではありませんが、ご主人が良識のある方で良かったです。離婚届を突きつけられたようですが、これを機にしっかり反省してほしいですね。

 

【取材時期:2024年11月】

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
  • \ この記事にいいね!しよう /
    シェアする

    • コメントがありません

    この記事の著者
    著者プロファイル

    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

    読者からの体験談をお届けします。

    同じ著者の連載

    新着記事が配信されたら、メールやプッシュ通知でお知らせ!
  • 気になる記事をまとめ読み

    人気連載

    新着連載

    連載完結

    もっと見る

    注目記事を探す

    人気記事ランキング

    アクセスランキング
    コメントランキング

    お得な無料キャンペーン

    エンタメの新着記事

  • PICKUP

    他のテーマの
    記事を読む