夫の心無い発言
そんなある日、元々少し体が弱い娘が体調を崩し、ほんの数日、回復に専念するために入院することになりました。それほど深刻というわけではなく念の為の入院でしたが、初めての育児でしかもワンオペというプレッシャーがあり、責任を感じて落ち込みました。ひとまず、仕事中の夫に「娘が少し入院することになった」と連絡することに。きっと心配するだろうなと思っていると、「なんで？」「お前がしっかり見とかないからこんなことになるんだ」と返事が……。確かに平日はほぼ私が一緒にいるので私の責任ではあるのかもしれませんが、ひとりで頑張っているのにねぎらいの言葉もなく責められ、娘を心配する言葉すらなかったことが悲しく、ひとりで泣いてしまいました。
後日義父母が遠方からわざわざ娘のお見舞いに来てくれることに。義母へ「私の責任です、すみません」と謝ると「何言ってるの！ ひとりで責任を感じる必要はないのよ。息子は仕事が忙しくてどうしても平日は見てあげられないのかもしれないけど、私たちはいつでも駆けつけるから頼ってね。息子にも言っておくから」とやさしい言葉をかけてくれました。
娘が無事に退院し自宅に戻った日、夫から「入院の日、きついことを言ってごめん」と謝られました。自分から素直に謝るような性格ではないので、きっと義母が何かを言ってくれたのだと思います。今後はひとりで抱え込まず、義母にも相談して子育てを頑張ろうと思った出来事です。
著者：水木 蘭／20代女性・会社員
娘2人と夫と暮らしているママ。2匹の愛猫に毎日癒されている。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています（回答時期：2024年12月）
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