しゃきっふわっつるっのおいしいサラダ
今回トライしてみたのは、BSテレ東『和田明日香とゆる宅飲み』で、料理家・和田明日香さんが紹介してくださった「太らないはずのマロニーサラダ」。
いつもは、春雨、きゅうり、錦糸卵とちくわなどの決まった食材ばかりで作っていますが、このレシピはマロニーをポン酢とラー油で味付けするそうです。
春雨とマロニーは似ているようですが、実はまったくの別物。原料の種類や製造方法が違います。
春雨の主原料は、緑豆、えんどう豆、じゃがいも、さつまいもなどのでんぷんで、マロニーの主原料は北海道産じゃがいもでんぷんとコーンスターチです。また、マロニーは独自の製法により春雨より煮くずれしにくいのだそう。
ただ、春雨とマロニーの熱量はほぼ一緒で、どちらも低カロリーなのがうれしい!
今回の「太らないはずのマロニーサラダ」は、いろんな食感が楽しめるようなので、早速作ってみましょう。
和田明日香さん「太らないはずのマロニーサラダ」の作り方
材料(2〜3人分)
- もやし…100g
- チンゲン菜…1株
- ささみ(筋なし)…3本
- マロニー…30g
- ポン酢…大さじ2
- ラー油…小さじ1/2〜
残念ながら今回はマロニーが手に入らなかったため、春雨を使いました。
マロニーを使用するレシピのままご紹介しますので、ぜひマロニーで作ってみてください。
作り方①野菜の下準備をする
チンゲン菜は、葉の部分は4~5cmの長さ、茎の部分は長さを半分に切ってからくし切りにします。もやしはさっと洗ってざるに上げておきましょう。
作り方②野菜をゆでる
鍋に湯を沸かし、チンゲン菜を入れて30秒たったら、もやしを加えてさらに30秒ゆで、ざるに上げます。
作り方③マロニーとささみをゆでる
同じ鍋にマロニーを入れて、2分ほどしたらささみを加えてさらに3分ほどゆで、ざるに上げて水分を切りましょう。ささみは氷水で冷やし、粗熱をとります。
湯気でぼやけた写真で恐縮です。
実はささみがぷっくりしていたので、このゆで時間では内側がまだピンク色でした。余熱で中まで火が通る時間もなく、すぐに氷水に取ったのも良くなかったかな。
とはいえ、このゆで時間と冷やしのタイミングがあえば、すごくふわっとやわらかな仕上がりになるだろうことも発見。今回はゆで直した際にゆですぎて、ちょっとかたくなってしまいました。
作り方④ゆでた材料をととのえる
チンゲン菜ともやしは手でしぼって水気を切ります。
ささみは手でひと口大にさき、マロニーはキッチンバサミで食べやすい長さに切ります。
作り方⑤仕上げ
ボウルに下ごしらえした具を入れ、ポン酢とラー油で和え、器に盛って出来上がりです!
簡単!おいしい!つるつるサラダ
そうか、ポン酢でいいのか、と何だか脱力するくらい、普通においしいです。いつもはお酢と砂糖とごま油と塩やしょうゆなんかで作ってましたが、今回の方がラー油の辛味も相まって大人の味がします。
ちょっと薄味なので、物足りない場合は、ポン酢の量を増やせば良さそうです。
ドレッシングの基本は、オイル、塩、酸味。オイルはラー油で、塩気と酸味はポン酢で、ちゃんと理にかなったものになってることに気付きました。
なるほどね。味が決まった調味料2種を使う、これなら気楽に作れるね、と目から鱗。勉強になります。
地味に小洒落たやつ
もやしとチンゲン菜のしゃきっとした食感に、つるっとした春雨が寄り添い、味を吸い込んだささみが絡んでくる、まさにこの感じが春雨サラダの醍醐味です。
あっさりした味付けで、ますます罪悪感を感じない一品に仕上がっています。つまみながら、飲ませていただきました。良き良き。
ゆでるお湯も使い回すので、作る工程もかなり楽なうえに、気の利いたひと皿。こういうのがさらっと出てくると、大人な感じがするじゃないですか。
事前に準備しておいて、味がしみたところを、とりあえず、と出しておくのもオツなもの。
簡単に作れるので皆様もぜひ一度試してみてくださいね。