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義母が送ってくれる食品。うれしいけれど「食べない物」も多くて…。困っていたときに出合ったのは

義母からたまに送られてくる荷物。ありがたい気持ちが大きいのですが、時に私の好みではなかったり、家族でも使えなかったりする物があり、「どうしようか」と扱いに困ることがありました。そんなあるとき、解決策を見つけたのです。

義母から届く荷物

遠方に住む義母は、たまに段ボールいっぱいの荷物を送ってくれます。中には新鮮な野菜や義母宅に行ったときに撮った子どもたちの写真、加工食品などが。

 

野菜は私も日々の料理に活用できてとても助かりますし、子どもたちの写真はリビングに飾って楽しんでいます。

 

しかし中には、困ってしまう物もあって……。

 

誰も手をつけない食品

私が困る荷物とは、加工食品やおつまみなど。これらは、大人向けの味付けのものが多く、私も夫もあまり食べる機会がありませんでした。子どもたちにも与えることも控えていたため、誰も手をつけず、そのまま戸棚の中に置かれてしまうことが多かったのです。

 

さらに、夫は平日は仕事でほとんど家で食事をとらず、休日もいただきものの存在を忘れてしまい、結果的に長く手つかずになる状況が続いていました。

 

食べない物は「捨てる」という選択肢もあったかと思いますが、私は罪悪感を抱いてしまい、それはできず……。かといって、「送らないでほしい」とも言えず……。荷込められた義母の気持ちはうれしいものの、物が届くたびにその扱いに悩んでしまうことも多くなりました。

 

フードドライブを知り…

そんなある日、スーパーで「フードドライブ」という取り組みを見つけました。これは、家庭で余っている未開封の食品を回収し、必要な人に届けるというものです。

 

「これなら義母からいただいた食品を無駄にせず活用できる!」と思い、早速持参してみました。いただいた食べ物を手放すのには罪悪感がありましたが、こうして必要としている人がいることがわかったことで、ちょっと心が軽くなった感じもしました。

 

このとき以降、義母から送られてくる食品でわが家では余らせてしまうものはフードドライブへ持ち込むように。義母に、いらないものはいらないと言えばいいのかもしれませんが、送ってくれるのも義母の気づかいだと思っており、私の場合は義母に直接伝えることができませんでした。

 

こうしてフードドライブのおかげで、いただいた食品を無駄にすることなく活用でき、義母への感謝の気持ちも素直に伝えられるようになったので、これはこれでいいのかなと感じています。日常の中の小さな気づきが、暮らしを少しだけ豊かにしてくれた気がしています。

 

 

 

著者:nanoka22/社会人として約10年働いたのち、現在は2児の30代ママ。収入源を複数化し、働く時間と場所を問わない働き方を模索中。コンテンツクリエイターとして、自身の経験をもとにした体験談や考えを執筆している。
イラスト:おみき

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年12月)

 

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