なぜか眼鏡をかけると手元が見えにくい…
私が40代も後半に入ったころのこと。目がよかった48歳の夫はすでに老眼鏡のお世話になっていたのですが、私は特に見えづらいということもなく、日々を送っていました。でも、あるとき眼鏡をかけて本を読んでいると急に見えづらくなりました。おかしいなと思って眼鏡を外してみたらよく見え、眼鏡をかけたときに老眼が発生するという事態になりました。
ならば、近くを見るときは眼鏡を外して見れば良いと気楽に考えたのですが、その考えは甘かった……。仕事をしているとパソコンの字が見えないので眼鏡をかけるのですが、手元の資料を見るときは外さなくてはなりません。これが、かけたり、外したりと面倒なのです。
外した眼鏡をいちいち手元に置くのですが、仕事上、手元には資料がたくさんあって置く場所を探すことになります。これはかけたり外したりしないで済むように遠近両用の眼鏡を作るべきかもと思い、眼鏡屋に行くことにしました。
遠近両用眼鏡を作りに眼鏡屋へ
眼鏡屋で相談してみると、それほど老眼は進んでいないとのこと。最新の近眼のレンズであまり違和感がなく老眼もカバーしてくれる物があるというので、そちらのレンズで眼鏡を作ってもらうことにしました。そして、以前より少し度が進んでいるから免許の更新のときに視力テストで引っかからないように少し度を上げておきましょうと言われて、今までの眼鏡より度を上げて作ってもらいました。
新しくでき上がった眼鏡をかけるとちょっと度がきつい気もしたのですが、そのうち慣れるかと思ってそのまま使用。老眼に対応したレンズは少し目線を下げると手元の辺りがよく見えてやっぱり便利だわ!と思いました。
ところが1年後に思わぬ事態が発生! 運転免許の書き換えのために警察署に行って視力検査を受けたのですが、見えにくいのです。どうしたことかしら?と思いつつもなんとか視力検査を終え、ギリギリ今回は大丈夫ですと言われて、更新手続きを終えました。
眼科に慌てて駆け込むと意外なことが判明
視力が落ちてしまったのかしら?と思った私は、慌てて眼科に行きました。そして、改めて視力を測ってもらうと、全然問題ありません……。これはどういうことなのかなと不思議に思って先生にいきさつを話すと、それは眼鏡のせいだと言われました。
私が使っているような遠近両用タイプの眼鏡だと、免許更新時に使用する視力検査の機械では近いところをのぞく感じになるので、どうしても老眼に設定してある部分で見てしまうのだと説明をされ、視力検査の結果に納得しました。でも、まさかこんなことになるとは思わなかったのでびっくりしました。危うく免許を更新できない事態になるところでした。
先生に診てもらったところ、度がきつ過ぎると目が疲れやすくなり痛むようになりますよと言われたので、処方箋を書いてもらい、新たに眼鏡を作ることにしました。少し度が緩いほうが近くも遠くも見づらくないとのことでした。
まとめ
新しく作った眼鏡も近眼用の眼鏡ではありましたが、以前の眼鏡に比べて運転時に支障がない範囲に度数を落としてあり快適で、絶賛愛用中です。眼科で自分の生活パターンなどを説明した上で処方箋を書いてもらって、自分に合う眼鏡を作って本当によかったと思います。
新しい眼鏡でもやはり細かい所を見るときはかけたり外したりしなくてはならないので、ちょっとすてきなグラスコード(眼鏡の耳にかかる部分に取り付けて眼鏡をネックレスのように首から下げられるひも)を購入してみました。眼鏡を置く場所をいちいち探さなくて済むのがラクで、仕事中愛用しています。今後、年齢とともに老眼が進むこともあるかもしれないけれど、これからも自分に合う眼鏡を用意して、快適さをゲットしていきたいと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:東野 りりか/50代女性・主婦。いつの間にか50代になって驚いている今日このごろ。猫2匹とまったりと暮らしつつ、挑戦したいことは前向きにチャレンジ中。
イラスト/サトウユカ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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