アキさんはおばあさんに「孫はいるのか」と尋ねます。すると見知らぬおばあさんの顔色が変わり「孫はねぇ……いないのよぉ……」と話します。
アキさんは「娘さんがいい人を連れてきたことも……あったりしました?」と尋ねると「ちょ〜っと娘に見合わなかったのよねえ!」と呆れ顔で言うおばあさん。その様子にゾッとしたアキさんは「もしかして……娘さんの彼氏をお母さんが見定めてたんですか……?」と聞くと、「そうよ? 娘が聞いてくるんだもの」とおばあさんは言い放つのでした。
共依存だよ! 熱弁する私に夫が…
その日の夜、おばあさんとの会話を夫に熱弁するアキさん。「やばくない!?」と言い、「あんな子離れできない親にはなりたくないよね!」と興奮しながら話すアキさん。「子どもがやりたいこととかはなるべく尊重しなきゃ!」と子育て論を熱弁します。
その話を聞いた夫が「ふふ」と笑い出します。続けて「女の子が生まれたらアキちゃんもそうなりそうだなって」と話します。その発言にアキさんは激怒! 「そんなことするわけないじゃん!! そんな離れられないほど娘に依存しないし!!」と言い放ちます。すると夫は「俺からは同じに見えるよ」「選ぶもの一つ一つに口出しそう」とひと言。アキさんはフユさんに言われた「子どもは親の操り人形じゃないんだよ」と言う言葉を思い出しながら、それでも「女の子が生まれてきますように……」と思うのでした。
◇ ◇ ◇
夫の意見に激怒するアキさんですが、これまでのアキさんの言動を見ると、夫と同意見という方も多いのではないのでしょうか? そして、このタイミングでフユさんに言われた「子どもは親の操り人形じゃないんだよ」と思い出すということは少し自覚があるのでは?とも思ってしまいます。それでも「女の子が生まれてきますように……」と願うアキさん。どうか、自分が違う!と思う道に突き進まなければ良いのですが……。
※赤ちゃんの性別を産み分けるために、100%確立された方法はありません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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