その日の夜、おばあさんとの会話を夫に熱弁するアキさん。「やばくない!?」と言い、「あんな子離れできない親にはなりたくないよね!」と興奮しながら話すアキさん。「子どもがやりたいこととかはなるべく尊重しなきゃ!」と子育て論を熱弁します。
その話を聞いた夫が「ふふ」と笑い出し、「女の子が生まれたらアキちゃんもそうなりそうだなって」と話します。その発言にアキさんは激怒! 「そんなことするわけないじゃん!! そんな離れられないほど娘に依存しないし!!」と言い放ちます。すると夫は「俺からは同じに見えるよ」とひと言。アキさんはフユさんに言われた「子どもは親の操り人形じゃないんだよ」と言う言葉を思い出しながら、それでも「女の子が生まれてきますように……」と思うのでした。
妊婦健診前にまさかの事態が…
毎日「女の子でありますように」とおなかの赤ちゃんに願いを込めるアキさん。妊娠8週の健診を2日後に控えたアキさんはつわりが軽い……?と感じ、つわりが軽いと女の子とかって言うよね……?と期待に胸を膨らませます。
しかし、鈍い腹痛を感じトイレへ駆け込むと、赤黒い出血が……。動揺を抑えながら病院へ連絡し、受診するアキさん。検査の結果、胎嚢を確認してもらいホッとします。しかし、妊娠初期とまだまだ不安定な状況だと医師に言われ、薬をもらい帰宅するのでした。
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妊娠中の出血は本当に心配になりますよね。妊娠初期の出血には切迫流産や、胎嚢の周りに血腫ができ、そこから出血する絨毛膜下血腫などがあります。他にも子宮の入り口にポリープがありそこからの出血など、理由はありますが出血があった場合は、アキさんのようにまずはかかりつけの病院へ相談し指示に従うようにしましょう。今だけは「絶対に女の子!」と考えず、体に負担をかけずにゆっくりと過ごしてほしいですね。
※赤ちゃんの性別を産み分けるために、100%確立された方法はありません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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