デザイン学生にとって卒業制作は一番大事なもので、私も集中して作業に取り組んでいました。そんなとき、先生が教室に。途中経過をチェックしてもらおうと私が立ち上がったそのときです。私のうしろ姿を見た友人が、「汚れてるけど!」「大丈夫!?」と大きな声をあげました。
そのとき、作業に夢中でトイレへあまり行けていなかったことに気付いた私。友人の大声にクラスメイトたちがザワザワし始めていましたが、その場をやり過ごし慌ててトイレへ。ボトムスには経血のシミがしっかり付いてしまっていました。水を付けたティッシュで落とそうとしたものの、経血の付いたボトムスは汚れを落とし切ることができず、結果、おしりを隠しながら帰宅することに。友人に大声で指摘され、周囲からの視線を浴びることとなり恥ずかしい思いをしましたが、この一件で長時間の作業や集中しておこないたいときは、タンポンや夜用ナプキンを使うなどしなければと学びました。
また、生理中は明るい色の服は避け、もし漏れてしまっても目立たない黒や紺の色の服を着ようと誓ったのでした。
著者:高崎新奈/20代女性・デザイン系の専門学校卒業。年齢とイコールで彼氏はいたことがなく、友人とアニメや漫画アイドルのヲタクを一緒に楽しんでいる独身アラサー女。
作画:おみき
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年10月)
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