冷蔵庫に大量ストックされているのに義母から頻繁に頼まれる牛乳のおつかい、足が悪いはずの義母の玄関先にあったピンヒール、毎日義母宅に行ってなかなか帰ってこない夫……。
広子さんは夫と義母の言動に不信感を募らせていました。
夫が自分の作ったお弁当を捨てて、義母からお弁当を受けとっているのではと疑っていた広子さんはある日、夫のお弁当に小細工をして、食べていない確証を得ます。
夫を問いただすと「仕事が忙しくて食べる暇がなかった」「義母からはお弁当を受け取ってない」と言い訳を並べ立て、広子さんを丸め込み、何事もなかったかのように夫は義母宅へ。
広子さんは「全部私の被害妄想だったの?」と悩みながら眠りにつきます。
ふと目が覚めると、深夜にもかかわらず夫はまだ義母宅から帰ってきていません。何をしているのか気になって内扉の前へ行くと、誰かの足音が聞こえて……。
そこにいるのは一体誰…?
内扉の向こうにいる人物に話しかけても、応答がありません。不審に思った広子さんがドアノブに手をかけようとした瞬間、内扉越しにドンッと扉を叩かれます。
義母が怒ったのだと思った広子さんは、内扉を開けようとしたことを謝罪。その場を足早に去ります。
広子さんが去ったあと、内扉が開き「広子さんが開けてくれればよかったのに……」と、誰かがつぶやくのでした。
内扉を開けようとしたら、扉を叩かれて驚いた広子さん。内扉の向こうにいる人物は、どうして返事をしないのでしょう。夫や義母の行動に謎が深まるばかりですね……。
一度芽生えた疑念は、いくら相手を信頼しようと思ってもなかなか消えないもの。皆さんが広子さんの立場なら、義母や夫にどう対応しますか?
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