やさしかった義母
私の義母は始めて会ったときからいい人で、最初のうちは「嫁姑問題は私には無縁だな〜」と思っていました。しかし次第に、義母に対して「あれ?」と思うことが増えていったのです。
たとえば、私の家族に対して「妹さんは独身で実家暮らしでしょ? このまま歳をとっていくのかなぁ」などと発言。しかも、決まって私と2人っきりのとき。私は「そうですね〜」とのらりくらりかわしていましたが、ある日、義母との距離感を考える事件が起こりました。
親戚の対応が私が仕切る!?
それは、義祖母の初盆のときです。多くの親戚が集まり、私は1歳の娘の面倒をみながらできる限り手伝いをしていました。そんな私に対して義母は、「そろそろすべてお任せしようかな~そしたら私も楽できるわ」と言ったのです。
私は驚きのあまり言葉を失いました。育児もあるのに、こんな大勢の親戚の対応を仕切るなど私にはできません。それ以来、義母とはつかず離れずの距離を保っているのでした。
とはいえ、現在もお盆の時期は必ず義実家に帰省し、あいさつをするようにしています。自分のキャパ以上のことを任されないために、義母とはこれからも当たり障りのない距離で付き合っていきたいです。
著者:都うめこ/30代女性・2017年生まれの男の子、2019年生まれの女の子を育てるママ。転勤族の夫に帯同しながら、ライターとして公園レポートや子育てのエピソードを執筆している。
作画:霜月いく
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年1月)
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!