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色鉛筆を振り回す子を止めるとママが「勝手に叱るな!心が狭い!」え?見ていた別のママがズバッと一言

2歳の次女を連れて、支援センターに遊びに行った日のことです。次女より少し大きい3歳ぐらいの女の子がいたのですが、その子のママは支援センターのスタッフと話をしていて、子どもの様子をまったく見ていませんでした。女の子は大はしゃぎで走り回ったり、おもちゃの順番待ちを抜かしたりと好き勝手しています。そんな中で次女が色鉛筆でお絵描きをしていると、その子が興味津々な顔でやってきました。すると次女が遊んでいた色鉛筆を何も言わずいきなり取り上げ、振り回し始めたのです……。

 

危ない行動を注意するとママが逆ギレ…

色鉛筆は尖っていたので、次女や他の子に当たったら危ないと思い、私は「危ないから、振り回すのはやめようね」とやさしく止めに入りました。しかし女の子は、「嫌だ!」と言って振り回すのをやめません。するとたまたまその様子を見ていたその子のママが「ちょっと! 勝手に叱らないでください!」とすごい剣幕で私に怒鳴ってきたのです。私が注意した理由を説明すると「え!? そんな理由で怒ったんですか!? うちの子は自由に育てているんです。そんなことで怒るなんて、心が狭いですね! 子どもがかわいそうだわ」となぜか私が悪者扱いをされてしまいました。

 

すると私が言い返そうとするより先に、その様子を見てい別のママさんが「叱るのが普通ですよ? 色鉛筆が誰かの目に刺さっても同じことを言えるんですか? そもそもあなた、毎回自分の子どもを見ていませんよね? 自由な子育ての意味を履き違えてませんか?」と言ってくれたのです!

 

「もういいわよ! こんなところ来ないから!」とだけ言い残し早々に帰って行った親子。腹が立っていた私の気持ちはスッキリ。怒ってくれたママさんにお礼を伝えると、「いつも子どもを放ったらかしてるから、私のほうが腹立っちゃって。つい反応してしまったの」と言ってくれたのでした。

 

その日以降、その親子を支援センターで見かけることはありません。親の教育への考え方がそのまま子どもに伝わることを思い知り、改めて自分の考えや教育の仕方が悪くないか見直すきっかけになりました。

 

 

著者:松下芽生/20代・ライター。2歳と6歳の女の子を育てるママ。子どもが寝たあとに、お菓子を食べながらゆっくりとネットショッピングをするのが至福の時間。

 

作画:yoichigo

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年11月)

 

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