娘だけを異常にかわいがる義母
その後、娘を妊娠すると、息子のときとは違い「万歳万歳」と大喜びをした義母。そして、娘が生まれてからは、そんな義母に好き放題される日々がスタートしました。
なんでもない日でも娘はブランド物の洋服を買ってくるのに、息子にはシャツの1枚も買ってくれません。ある年のクリスマスには、息子には1つ、娘には3つもプレゼントが。お小遣いの金額も違い、息子の誕生日には娘にもプレゼントがありましたが、娘の誕生日には息子の分はありませんでした。
私は何度も、娘だけを特別扱いするのはやめてほしいとお願いしましたが、「女の子のほうがかわいい」と言って、まったく聞いてくれない義母。夫は3兄弟の次男。義母は娘が欲しかったようで、「女の子を育てたかったけど、叶わなかったから孫で叶えたいのよ」と言っていました。
私と夫は、義母が娘にだけプレゼントをするとき、息子にも娘と同じ数のプレゼントを用意するなどして、息子が傷つかないようにしてきました。しかし、ついに息子が4歳のとき、妹と差があることに気が付いてしまい、大泣きしました。
このことに、夫は怒り心頭。これまでの事も含めてすべて迷惑だと義母にはっきり注意してくれたのです。義母は反論してきましたが、夫が「差別するなら今後一切、会わせない。子どもたちに何もしてくれるな!」と激怒し、義母とは付き合いを控えることになりました。
私たち夫婦は、差別さえしなければ今まで通り付き合っていきたかったのですが、何度説明しても「何が悪いのかわからない」と言う義母。夫は「こんな親で恥ずかしい」と嘆いていました。義母は今でも「孫をかわいがりたい」とごねていますが、「娘だけだろ?」と夫が聞くと、「そうよ。女の子のほうがかわいいもの」と……。
これからも義母との関わりは最小限にしようと、夫婦で話しています。
著者:松本 愛子/30代・女性・専業主婦。兄と妹、2児の子育てに奮闘中の母。
イラスト:大福
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年1月)
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