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息子の手足口病でママ友との予定を断ると電話口で悪口「切り忘れてるよ…」後日判明した真相に思わず涙

息子が1歳のころのことです。近所の公園で知り合ったママ友AとB。Aには2歳の娘、Bには1歳の息子がいて、子どもの年齢が近いこともあり、子連れでよく遊んでいました。そんな中、みんなで近くのカフェに行く約束をしていた私は、家を出る前に息子のおむつを変えようとしたとき、息子のおなかやおしりに斑点があるのを発見。よく見ると足先や指先にも……。当時、手足口病が流行っていたので、これはもしかしたら……と確信。楽しみにしていたのにカフェに行けなくなってしまい、残念な気持ちでAに電話をしたのですが、信じられない言葉が聞こえていたのです。

 

電話から聞こえてきたまさかの言葉…

「ごめん、息子が手足口病になって、残念だけど今日は行けなくなってしまってたの……」と電話で話すと、Aから、「わかったよ~、また今度ね」とあっさりとした返事が。あれ? なんか温度差があるな……と思いながら、「ごめんね、また連絡する!」と言い、電話を切ろうとしたそのとき……! 「また〇〇さん(私)来られないんだって~。いつもドタキャンだよね。ま、しょうがないか、要領悪いもんね、ハハハ」と電話の向こうからAの声が。電話を切ったと勘違いして私の悪口を言っていました。Aに対し「わかるわかる~! だってしょうがないよ~」と続けるB。途中で聞くのが怖くなり、こちらから電話を切りました。たしかに息子が体調を崩すことが多く、前日や当日にやむを得ず予定をキャンセルさせてもらうこともありました。さらには初めての育児に追われて要領が悪いのも事実。そのことに対して申し訳ない気持ちはありましたが、仲良くしていたはずの2人から悪口を言われたことが、とてもショックでした。

 

ひとまず子どもを病院に連れて行くと、診断結果はやはり手足口病。帰宅後、落ち着いてからしばらく考えましたが、これから今までどおり付き合っていくのは無理だと判断し、悪口が聞こえてしまったことをグループチャットで伝えました。既読はついたものの、返事はありません。

 

すると、Bから電話がかかってきました。「今日のことなんだけど……。あのあとAと揉めちゃってね……」と切り出すB。詳しく話を聞くと、Bの「わかるわかる~」は「私の大変さがわかる」という意味で、「しょうがないよ~」は「要領が悪いんじゃなくて、全部初めてなんだからしょうがないよ! 私も同じようなことあるし」という話が続いたそう。Aはそれでも私の悪口を続けたので、Bは嫌な気持ちになり怒って帰ったのだとか。そんなことになっていたとは知らず、ひとりで落ち込んでいた私。Aに悪口を言われたのは事実ですが、Bは私の味方をしてくれていたとわかり、安堵し思わず涙ぐみました。

 

数日後に来たAからの返事は言い訳ばかりで、私は返信をする気持ちになれずそのまま放置。それ以降Aとは連絡をとることもなくなりました。たまに公園で再会することはありますが、あいさつすらしなくなりました。

 

「壁に耳あり障子に目あり」とはよく聞くことわざですが、まさか電話越しに自分の悪口を聞くとは思いませんでした。他人の悪口を言うのはよくないと改めて思った出来事です。

 

 

著者:谷口ひかり/30代・ライター。1歳の男の子を育てるアラサーママ。意思表示ができるようになった息子は地面に転がり今日も泣いている。初めての育児に奮闘中。毎日の楽しみは寝かしつけ後の晩酌。

 

作画:yoichigo

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年12月)

 

 

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